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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM Lotus Domino


2.5.1 バックアップ

バックアップはファイルをコピーするなど,任意の方法で取得してください。バックアップを取得する際は,PFM - Agent for Dominoのサービスを停止した状態で行ってください。

注意事項

PFM - Agent for Dominoのバックアップを取得する際は,取得した環境の製品バージョン番号を管理するようにしてください。製品バージョン番号の詳細については,リリースノートを参照してください。

バックアップ時にはインスタンス,監視対象の構成(論理ホスト環境を含む)を記録しておく必要があります。

PFM - Agent for Dominoの設定情報のバックアップ対象ファイルを次の表に示します。

表2‒9 PFM - Agent for Dominoのバックアップ対象ファイル(物理ホストの場合)

ファイル名

説明

インストール先フォルダ\agtl\agent\*.iniファイル

Agent Collectorサービスの設定ファイル

インストール先フォルダ\agtl\agent\インスタンス名\*.ini

インストール先フォルダ\agtl\store\*.iniファイル

Agent Storeサービスの設定ファイル

インストール先フォルダ\agtl\store\インスタンス名\*.ini

注※

次の場合には,ファイルパスに設定しているファイルもバックアップを取得してください。

  • jpcagt.iniファイルで,[Notes Log Check Options]セクションのIncludeエントリにファイルパスを設定している場合

  • jpcagt.iniファイルで,[User Defined Stat Options]セクションのStatDefine.iniエントリにファイルパスを設定している場合

表2‒10 PFM - Agent for Dominoのバックアップ対象ファイル(論理ホストの場合)

ファイル名

説明

インストール先フォルダ\agtl\agent\*.iniファイル

Agent Collectorサービスの設定ファイル

環境フォルダ※1\agtl\agent\インスタンス名\*.ini※2

インストール先フォルダ\agtl\store\*.iniファイル

Agent Storeサービスの設定ファイル

環境フォルダ※1\agtl\store\インスタンス名\*.ini

注※1

環境フォルダは,論理ホスト作成時に作成される共有ディスク上のフォルダです。

注※2

次の場合には,ファイルパスに設定しているファイルもバックアップを取得してください。

  • jpcagt.iniファイルで,[Notes Log Check Options]セクションのIncludeエントリにファイルパスを設定している場合

  • jpcagt.iniファイルで,[User Defined Stat Options]セクションのStatDefine.iniエントリにファイルパスを設定している場合