HiRDB File System Area Status(PI_FSST)
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機能
HiRDB File System Area Status(PI_FSST)レコードには,作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域についての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域とサーバの組み合わせごとに1行作成されます。
- 注意
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サーバまたはユニットの構成を変更した場合,最新の構成を反映するためにエージェントを再起動してください。
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HiRDBの性能に影響を与えないために,Collection Intervalは少なくとも600秒以上に設定してください。
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作業表用HiRDBファイルシステム領域の構成を変更した場合,最新の構成を反映するためにエージェントを再起動してください。
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HiRDB/パラレルサーバの場合,Agent Collector サービスが稼働するホストのうち,システムマネジャが稼働するホスト上のHiRDBファイルシステム領域の情報だけを収集できます。稼働していない非マネジャユニットの情報は収集できません。
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稼働OSがWindowsで,IPアドレス引き継ぎなしのスタンバイ型系切り替え,または1:1スタンバイレス型系切り替えのユニットの場合,HiRDB 07-00以降の場合だけユニットの情報を収集できます。
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jpcagtbdef.iniファイルの指定が間違っている場合,間違って指定したホストまたはユニットに存在する作業表用HiRDBファイルシステム領域の情報は収集しません。
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デフォルト値および変更できる値
項目 |
デフォルト値 |
変更可否 |
---|---|---|
Collection Interval |
3600 |
○ |
Collection Offset |
480 |
○ |
Log |
No |
○ |
LOGIF |
空白 |
○ |
Over 10 Sec Collection Time |
Yes |
× |
ODBCキーフィールド
-
PI_FSST_FS_NAME
-
PI_FSST_SERVER_NAME
ライフタイム
HiRDBファイルシステム領域の作成から削除まで。
レコードサイズ
-
固定部:681バイト
-
可変部:1,147バイト
フィールド
各項目の詳細については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpdfstatfs -d -bコマンドの実行結果の説明を参照してください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
データソース |
---|---|---|---|---|---|
Available Expand Count (AVAIL_EXPAND_COUNT) |
HiRDBファイルシステム領域の増分回数の上限値。 |
COPY |
long |
No |
pdfstatfs -d -bのavailable expand count値 |
Available File Size (AVAIL_FILE_SIZE) |
HiRDBファイルシステム領域で1つのファイルとして確保できる容量の最大値(単位はメガバイト)。 |
HILO |
double |
No |
pdfstatfs -d -bのavailable file size値 |
Current Expand Count (CURRENT_EXPAND_COUNT) |
HiRDBファイルシステム領域の増分回数合計値。 |
COPY |
long |
No |
pdfstatfs -d -bのcurrent expand count値 |
Current File Count (CURRENT_FILE_COUNT) |
作成済みのHiRDBファイルの数。 |
COPY |
long |
No |
pdfstatfs -d -bのcurrent file count値 |
Free Area Count (FREE_AREA_COUNT) |
不連続な空き領域の総数。 |
COPY |
long |
No |
pdfstatfs -d -bのfree area count値 |
HiRDB File System Area Name (FS_NAME) |
HiRDBファイルシステム領域名。 |
COPY |
string(1024) |
No |
|
Interval (INTERVAL) |
情報が収集される間隔(単位は秒)。 |
COPY |
ulong |
No |
Agent Collector |
Peak Capacity (PEAK_CAPACITY) |
HiRDBファイルシステム領域中に割り当てられた領域の最大値を0にリセットした時点から現在までの期間のユーザー最大使用量(単位はメガバイト)。※1 |
COPY |
double |
No |
pdfstatfs -d -bのpeak capacity値 |
Peak Usage % (PERCENT_PEAK_USAGE) |
HiRDBファイルシステム領域で1つのファイルとして確保できる容量の最大値に対する現時点でのユーザー最大使用量の使用率(単位は%)。※1 |
COPY |
float |
No |
100 * PEAK_CAPACITY /USER_AREA_CAPACITY |
Record Time (RECORD_TIME) |
レコードが作成された時刻。 |
COPY |
time_t |
No |
Agent Collector |
Record Type (SZRECORDTYPE) |
レコードタイプ識別子。 |
COPY |
char(8) |
No |
Agent Collector |
Remaining File Count (REMAINING_FILE_COUNT) |
作成できるHiRDBファイルの数(最大作成可能ファイル数-作成済みファイル数)。 |
COPY |
long |
No |
pdfstatfs -d -bのremain file count値 |
Remaining User Area (REMAIN_USER_AREA) |
ユーザーに割り当てられた領域の中で,未使用領域(HiRDBファイルとして割り当てられていない領域)の容量(単位はメガバイト)。 |
HILO |
double |
No |
pdfstatfs -d -bのremain user area capacity値 |
Sector Size (SECTOR_SIZE) |
HiRDBファイルシステム領域のセクタ長。pdfmkfsコマンドの-sオプションで指定したセクタ長(省略時は1,024)となる(単位はバイト)。 |
COPY |
short |
No |
pdfstatfs -d -bのsector size値※2 |
Server Name (SERVER_NAME) |
サーバ名。 |
COPY |
string(9) |
No |
|
User Area Capacity (USER_AREA_CAPACITY) |
ユーザー領域のHiRDBファイルシステム領域の容量(単位はメガバイト)。 |
COPY |
double |
No |
pdfstatfs -d -bのuser area capacity値 |
- 注※1
-
該当するHiRDBファイルシステム領域に対して,pdfstatfsコマンドを-cオプション指定で実行するまではPEAK_CAPACITY値がクリアされないため,このフィールドが減少することはありません。
- 注※2
-
HiRDB 06-00以前のバージョンのHiRDBでは0になります。