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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for HiRDB


2.2.4 前提プログラム

ここでは,PFM - Agent for HiRDBをインストールする場合に必要な前提プログラムを説明します。プログラムの構成を次に示します。

図2‒2 プログラムの構成

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 監視対象プログラム

PFM - Agent for HiRDBの監視対象プログラムを次に示します。

監視対象プログラムは,PFM - Agent for HiRDBと同一ホストにインストールする必要があります。

注意事項
  • HiRDBのバージョンアップまたはセットアップを実行する前に,PFM-Agent for HiRDBのサービスを停止させてください。

  • HiRDBシステム共通定義ファイル(pdsysファイル)でpdunitオペランドを指定しないでHiRDBを起動できる場合でも,必ずpdunitオペランドを指定してください。

  • HiRDBユニットの環境変数PDCONFPATHに定義したパス名と,HiRDBユニットの環境変数PDDIR\confで定義したパス名を同じにしてください。

  • HiRDB/パラレルサーバの場合は,HiRDBシステムを構成するすべてのホストにPFM - Agent for HiRDBをインストールします。ただし,Windowsの場合で,同一名称の論理ホストが異なるマシンに存在するときはインストール先フォルダのパスを同じにしてください。

(2) Performance Managementプログラム

監視エージェントには,PFM - AgentとPFM - Baseをインストールします。PFM - BaseはPFM - Agentの前提プログラムです。同一ホストに複数のPFM - Agentをインストールする場合でも,PFM - Baseは1つだけでかまいません。

ただし,PFM - ManagerとPFM - Agentを同一ホストにインストールする場合,PFM - Baseは不要です。

Performance Managementプログラムを導入するホストとバージョンの関係については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,システム構成のバージョン互換について説明している章を参照してください。

また,PFM - Agent for HiRDBを使ってHiRDBの稼働監視を行うためには,PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが必要です。