2.2.4 前提プログラム
ここでは,PFM - Agent for HiRDBをインストールする場合に必要な前提プログラムを説明します。プログラムの構成を次に示します。
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(1) 監視対象プログラム
PFM - Agent for HiRDBの監視対象プログラムを次に示します。
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HiRDB
監視対象プログラムは,PFM - Agent for HiRDBと同一ホストにインストールする必要があります。
- 注意事項
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HiRDBのバージョンアップまたはセットアップを実行する前に,PFM-Agent for HiRDBのサービスを停止させてください。
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HiRDBシステム共通定義ファイル(pdsysファイル)でpdunitオペランドを指定しないでHiRDBを起動できる場合でも,必ずpdunitオペランドを指定してください。
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HiRDBユニットの環境変数PDCONFPATHに定義したパス名と,HiRDBユニットの環境変数PDDIR\confで定義したパス名を同じにしてください。
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HiRDB/パラレルサーバの場合は,HiRDBシステムを構成するすべてのホストにPFM - Agent for HiRDBをインストールします。ただし,Windowsの場合で,同一名称の論理ホストが異なるマシンに存在するときはインストール先フォルダのパスを同じにしてください。
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(2) Performance Managementプログラム
監視エージェントには,PFM - AgentとPFM - Baseをインストールします。PFM - BaseはPFM - Agentの前提プログラムです。同一ホストに複数のPFM - Agentをインストールする場合でも,PFM - Baseは1つだけでかまいません。
ただし,PFM - ManagerとPFM - Agentを同一ホストにインストールする場合,PFM - Baseは不要です。
Performance Managementプログラムを導入するホストとバージョンの関係については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,システム構成のバージョン互換について説明している章を参照してください。
また,PFM - Agent for HiRDBを使ってHiRDBの稼働監視を行うためには,PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが必要です。