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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM DB2


Tablespace Information on DB (PD_DTID)

〈このページの構成〉

機能

表スペース情報を格納しています。

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

設定可否

Collection Interval

60

Collection Offset

0

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

ODBCキーフィールド

TABLESPACE_ID

ライフタイム

1つ以上のアプリケーションがデータベースに接続しているか,データベースが活動化状態の間。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Direct Read Reqs

(DIRECT_READ_REQS)

1つ以上のデータ・セクターの直接読み取り実行要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_DIRECT_READ

_REQS

詳細説明:

次の公式を使用すると,直接読み取りによって読み取られるセクターの平均数を計算できます。

direct_reads / direct_read_reqs 

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Direct Read Time

(DIRECT_READ_TIME)

直接読み取りの実行に要した経過時間(ミリ秒)。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_DIRECT_READ

_TIME

詳細説明:

次の公式を使用して,セクター当たりの直接読み取り平均時間を計算します。

direct_read_time / direct_reads 

平均時間が長い場合には,入出力が競合していることがあります。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Direct Reads

(DIRECT_READS)

バッファー・プールを使用しない読み取り操作の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_DIRECT_READS

詳細説明:

次の公式を使用すると,直接読み取りによって読み取られるセクターの平均数を計算できます。

direct_reads / direct_read_reqs

システム・モニターを使用して入出力を追跡するときにこのエレメントを利用すると,装置上のデータベース入出力とそれ以外の入出力を区別できます。

直接読み取りは,最小512バイト・セクター単位で処理されます。次の目的に使用します。

  • LONG VARCHAR列の読み取り

  • LOB(ラージ・オブジェクト)列の読み取り

  • バックアップの実行

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Direct Write Reqs

(DIRECT_WRITE_REQS)

1つ以上のデータ・セクターの直接書き込み実行要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_DIRECT_WRITE

_REQS

詳細説明:

次の公式を使用すると,直接書き込みによって書き込まれるセクターの平均数を計算できます。

direct_writes / direct_write_reqs

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Direct Write Time

(DIRECT_WRITE_TIME)

直接書き込みの実行に要した経過時間(ミリ秒)。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_DIRECT_WRITE

_TIME

詳細説明:

次の公式を使用して,セクター当たりの直接書き込み平均時間を計算します。

direct_write_time / direct_writes

平均時間が長い場合には,入出力が競合していることがあります。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Direct Writes

(DIRECT_WRITES)

バッファー・プールを使用しない書き込み操作の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_DIRECT_WRITES

詳細説明:

次の公式を使用すると,直接書き込みによって書き込まれるセクターの平均数を計算できます。

direct_writes / direct_write_reqs

システム・モニターを使用して入出力を追跡するときにこのエレメントを利用すると,装置上のデータベース入出力とそれ以外の入出力を区別できます。

直接書き込みは,最小512バイト・セクター単位で処理されます。次の目的に使用します。

  • LONG VARCHAR列の書き込み

  • LOB(ラージ・オブジェクト)列の書き込み

  • リストアの実行

  • ロードの実行

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Files Closed

(FILES_CLOSED)

クローズされたデータベース・ファイルの合計数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_FILES_CLOSED

詳細説明:

データベース・マネージャーは,バッファー・プールへの書き込みおよびバッファー・プールからの読み取りを行うためにファイルをオープンします。アプリケーションが同時にオープンできるデータベース・ファイルの最大数は,maxfilop構成パラメーターによってコントロールされています。最大値に達すると,新しいファイルをオープンする前に,ファイルが1つ閉じられます。実際にオープンされたファイルの数とクローズされたファイルの数は等しくならないことに注意してください。

このエレメントは,maxfilop構成パラメーターの最適な値を判別するときに利用できます。

詳細についてはDB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Interval

(interval)

情報が収集される時間。秒単位。

ulong

No

すべて

RECORD_TIME - CURRENT

_SYSTEM_BOOT_TIME

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Data Read Reqs

(POOL_ASYNC_DATA_READ_REQS)

非同期読み取り要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_DATA_READ_RAQS

詳細説明:

非同期要求当たりのデータ・ページ読み取りの平均数を計算するには,次の公式を使用します。

pool_async_data_reads / pool_async_data_read_reqs

この平均値は,プリフェッチャーが動作するときの非同期入出力量を判別するのに利用します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Data Reads

(POOL_ASYNC_DATA_READS)

バッファー・プールに非同期で読み取られるページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_DATA_READS

詳細説明:

このエレメントとpool_data_p_readsを組み合わせて使用すると,同期で実行された物理読み取り数を計算できます(つまり,データベース・マネージャーのエージェントが実行したデータ・ページ物理読み取り数)。次の公式を使用します。

Pool_data_p_reads - pool_async_data_reads

非同期読み取り数と同期読み取り数を比較すると,プリフェッチャーの動作状態がわかります。このエレメントは,num_ioservers構成パラメーターを調整するときに役に立ちます。

非同期読み取りは,データベース・マネージャーのプリフェッチャーが実行します。これらのプリフェッチャーの詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Data Reads Rate

(POOL_ASYNC_DATA_READS_RATE)

データ・ページをバッファー・プールに入れるための入出力を必要とした読み取り要求の数に対する,プリフェッチャーが非同期でバッファー・プールに読み取るデータ・ページ数の割合。

float

No

すべて

( POOL_ASYNC_DATA_READS / ( POOL_DATA_P_READS + POOL_TEMP_DATA_P_READS ) ) * 100

詳細説明:

num_ioservers構成パラメーターを調整するときに役に立ちます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Data Writes

(POOL_ASYNC_DATA_WRITES)

非同期ページ・クリーナーまたはプリフェッチャーによってバッファー・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_DATA_WRITES

詳細説明:

このエレメントとbuff_pool_data_writesを組み合わせて使用すると,同期で実行された物理書き込み要求の数を計算できます(つまり,データベース・マネージャーのエージェントが実行したデータ・ページ物理書き込み数)。次の公式を使用します。

pool_data_writes - pool_async_data_writes

非同期読み取り数と同期読み取り数を比較すると,バッファー・プール・ページ・クリーナーの動作状態がわかります。この比率は,num_iocleaners構成パラメーターを調整するときに役に立ちます。

非同期ページ・クリーナーの詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Data Writes Rate

(POOL_ASYNC_DATA_WRITES_RATE)

バッファー・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数に対する,非同期ページ・クリーナーまたはプリフェッチャーによってバッファー・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数の割合。

float

No

すべて

POOL_ASYNC_DATA_WRITES / POOL_DATA_WRITES *100

詳細説明:

構成パラメーター「num_iocleaners」は,この値が100%に近く,かつ,POOL_ASYNC_INDEX_WRITES_RATEも100%に近い場合,小さくすることができます。また,この値が0%に近い場合,大きくする必要があります。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Index Reads

(POOL_ASYNC_INDEX_READS)

プリフェッチャーが非同期でバッファー・プールに読み取る索引ページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_INDEX_READS

詳細説明:

このエレメントとpool_index_p_readsを組み合わせて使用すると,同期で実行された物理読み取り数を計算できます(つまり,データベース・マネージャーのエージェントが実行した索引ページ物理読み取り数)。次の公式を使用します。

Pool_index_p_reads - pool_async_index_reads

非同期読み取り数と同期読み取り数を比較すると,プリフェッチャーの動作状態がわかります。このエレメントは,num_ioservers構成パラメーターを調整するときに役に立ちます。

非同期読み取りは,データベース・マネージャーのプリフェッチャーが実行します。これらのプリフェッチャーの詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Index Reads Rate

(POOL_ASYNC_INDEX_READS_RATE)

索引ページをバッファー・プールに入れるための物理読み取り要求の数に対する,プリフェッチャーが非同期でバッファー・プールに読み取る索引ページ数の割合。

float

No

すべて

( POOL_ASYNC_INDEX_READS / ( POOL_INDEX_P_READS + POOL_TEMP_INDEX_P_READS ) ) * 100

詳細説明:

num_ioservers構成パラメーターを調整するときに役に立ちます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Index Writes

(POOL_ASYNC_INDEX_WRITES)

非同期ページ・クリーナーまたはプリフェッチャーによってバッファー・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_INDEX_WRITES

詳細説明:

このエレメントとpool_index_writesを組み合わせて使用すると,同期で実行された物理索引書き込み要求数を計算できます。つまり,データベース・マネージャーのエージェントが実行した物理索引ページ書き込み数です。次の公式を使用します。

pool_index_writes - pool_async_index_writes

非同期読み取り数と同期読み取り数を比較すると,バッファー・プール・ページ・クリーナーの動作状態がわかります。この比率は,num_iocleaners構成パラメーターを調整するときに役に立ちます。

非同期ページ・クリーナーの詳細についてはDB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Index Writes Rate

(POOL_ASYNC_INDEX_WRITES_RATE)

バッファー・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数に対する,非同期ページ・クリーナーまたはプリフェッチャーによってバッファー・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数の割合。

float

No

すべて

POOL_ASYNC_INDEX_WRITES / POOL_INDEX_WRITES *100

詳細説明:

構成パラメーター「num_iocleaners」は,この値が100%に近く,かつ,POOL_ASYNC_DATA_WRITES_RATEも100%に近い場合,小さくすることができます。また,この値が0%に近い場合,大きくする必要があります。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Read Time

(POOL_ASYNC_READ_TIME)

データベース・マネージャーのプリフェッチャーが読み取りに要した合計経過時間。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_READ_TIME

詳細説明:

このエレメントを使用すると同期読み取りの経過時間を計算できます。次の公式を使用します。

Pool_read_time - pool_async_read_time

このエレメントを使用すると,平均非同期読み取り時間も計算できます。次の公式を使用します。

Pool_async_read_time / pool_async_data_reads

これらの計算は,実行中の入出力操作を把握するときに使用します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Read Time Avg

(POOL_ASYNC_READ_TIME_AVG)

データベース・マネージャーのプリフェッチャーが読み取りに要した合計経過時間の平均値。

float

No

すべて

POOL_ASYNC_READ_TIME / ( POOL_ASYNC_DATA_READS + POOL_ASYNC_INDEX_READS )

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Total Reads

(POOL_ASYNC_TOTAL_READS)

プリフェッチャーが非同期でバッファー・プールに読み取るデータ・ページおよび索引ページの合計。

ulong

No

すべて

POOL_ASYNC_DATA_READS + POOL_ASYNC_INDEX_READS

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Total Writes

(POOL_ASYNC_TOTAL_WRITES)

非同期ページ・クリーナーまたはプリフェッチャーによってバッファー・プール・データ・ページまたは索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。

ulong

No

すべて

POOL_ASYNC_DATA_WRITES + POOL_ASYNC_INDEX_WRITES

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Write Time

(POOL_ASYNC_WRITE_TIME)

データベース・マネージャーのページ・クリーナーがデータ・ページまたは索引ページをバッファー・プールからディスクに書き込むのに要した合計経過時間。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_ASYNC

_WRITE_TIME

詳細説明:

同期によるページ書き込みでの経過時間を計算するには,次の公式を使用します。

Pool_write_time_ - pool_async_write_time

このエレメントを使用すると,平均非同期読み取り時間も計算できます。次の公式を使用します。

Pool_async_write_time / (pool_async_data_writes + pool_async_index_writes)

これらの計算は,実行中の入出力操作を把握するときに使用します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Async Write Time Avg

(POOL_ASYNC_WRITE_TIME_AVG)

データベース・マネージャーのページ・クリーナーがデータ・ページまたは索引ページをバッファー・プールからディスクに書き込むのに要した合計経過時間の平均値。

float

No

すべて

POOL_ASYNC_WRITE_TIME / ( POOL_ASYNC_DATA_WRITES + POOL_ASYNC_INDEX_WRITES )

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Data From Estore

(POOL_DATA_FROM_ESTORE)

拡張ストレージからコピーされたバッファー・プールのデータ・ページの数。監視対象がDB2のV9.1以降の場合は,非推奨となるため正しい値を収集できません。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_DATA

_FROM_ESTORE

詳細説明:

必要なページがバッファー・プールになく拡張ストレージにある場合は,そのページは拡張ストレージからバッファー・プールにコピーされます。このコピー処理によって共有メモリー・セグメントへの接続コストが必要になりますが,ディスク読み取りコストを節約できます。

監視対象のDB2がV9.1以降の場合,非推奨項目となり正しい値を収集できません。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Data Hit Rate

(POOL_DATA_HIT_RATE)

データ・ページ・ヒット率。

float

No

すべて

( 1 - ( POOL_DATA_P_READS / POOL_DATA_L_READS ) ) * 100

詳細説明:

バッファー・プール当たりのデータ・ページ・ヒット率です。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Data L Reads

(POOL_DATA_L_READS)

バッファー・プールを通ったデータ・ページの論理読み取り要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_DATA

_L_READS

詳細説明:

このカウントには,次のデータへのアクセスが含まれます。

  • データベース・マネージャーがページの処理を必要としたときにバッファー・プールにすでにあるデータ。

  • データベース・マネージャーがページを処理する前にバッファー・プールに読み取られたデータ。

pool_data_p_readsと組み合わせて使用すると,次の公式でバッファー・プール当たりのデータ・ページ・ヒット率を計算できます。

1 - (pool_data_p_reads / pool_data_l_reads)

pool_data_p_reads,pool_index_p_reads,およびpool_index_l_readsと組み合わせて使用すると,次の公式で総合バッファー・プール・ヒット率を計算できます。

1 - ((pool_data_p_reads + pool_index_p_reads) / (pool_data_l_reads + pool_index_l_reads))

バッファー・プール・サイズを大きくすると,一般的にヒット率は高くなりますが,ある点を超えると逆に低くなります。理想的には,データベース全体を保管できるような大きなバッファー・プールを割り振ることができれば,システムが稼働中のヒット率は100%になります。しかし,現実的にはそうしたことは起こりません。実際には,使用するデータのサイズとそのデータへのアクセス方法によってヒット率の意味は異なります。非常に大きなデータベースでアクセスが均等な場合は,ヒット率が低くなります。表が非常に大きな場合は,対応する方法はほとんどありません。この場合,より小さく,頻繁にアクセスがあるような表,および索引に焦点を当ててください。そして,ヒット率を高くしたいバッファー・プールにこれらを個別に割り当ててください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Data P Reads

(POOL_DATA_P_READS)

データ・ページをバッファー・プールに入れるための入出力を必要とした読み取り要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_DATA

_P_READS

詳細説明:

このエレメントの使用法については,pool_data_l_readsおよびpool_async_data_readsを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Data To Estore

(POOL_DATA_TO_ESTORE)

拡張ストレージにコピーされたバッファー・プールのデータ・ページの数。監視対象がDB2のV9.1以降の場合は,非推奨となるため正しい値を収集できません。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_DATA

_TO_ESTORE

詳細説明:

ビクティム・ページとして選択されたページは,バッファー・プールから拡張ストレージにコピーされます。このコピー処理が必要になるのは,バッファー・プール内に新しいページのためのスペースが必要な場合です。

監視対象のDB2がV9.1以降の場合,非推奨項目となり正しい値を収集できません。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Data Writes

(POOL_DATA_WRITES)

バッファー・プール・データ・ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_DATA

_WRITES

詳細説明:

pool_data_p_readsのパーセンテージが高いためにバッファー・プール・データ・ページがディスクへ書き込まれる場合は,データベースで利用可能なバッファー・プール・ページ数を増やすとパフォーマンスを改善できます。

バッファー・プール・データ・ページをディスクに書き込む理由は次のとおりです。

  • バッファー・プール内のページを解放して,次のページを読み取れるようにする。

  • バッファー・プールを空にする。

システムがあるページを書き込むときに,新しいページのためのスペースを用意するとは限りません。そのページが更新されていなければ,単純に置換されます。このエレメントでは,このような置換はカウントされません。

データ・ページは,バッファー・プール・スペースが必要になる前に,非同期ページ・クリーナー・エージェントによって書き込まれます。非同期ページの書き込みは,同期ページの書き込みと合わせて,このエレメントの値に含まれます(pool_async_data_writesを参照してください)。

このパーセンテージを計算するときは,バッファー・プールを最初に埋めるために必要となる物理読み取り数は無視してください。書き込みページ数は,次のように求めます。

  1. アプリケーションを実行する(バッファーをロードする)。

  2. このエレメントの値を書き取る。

  3. アプリケーションを再び実行する。

  4. このエレメントの新しい値からステップ2で記録した値を引く。

アプリケーションを終了してから次に実行するまでの間にバッファー・プールの割り振りが解除されるのを防止するには,次のどちらかを行います。

  • ACTIVATE DATABASE コマンドを使用してデータベースをアクティブにする。

  • アイドル状態のアプリケーションをデータベースに接続する。

すべてのアプリケーションがデータベースを更新するような場合は,ほとんどのバッファー・プール・ページが更新されたデータを含んでおり,これをディスクに書き込む必要があるので,バッファー・プールのサイズを大きくしてもパフォーマンスはあまり改善されません。ただし,更新されたページを書き出す前に,ほかの作業単位がこのページを使用できる場合は,バッファー・プールが書き込み操作と読み取り操作を節約できるので,パフォーマンスが向上する場合があります。

バッファー・プール・サイズの詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Index From Estore

(POOL_INDEX_FROM_ESTORE)

拡張ストレージからコピーされたバッファー・プール索引ページの数。監視対象がDB2のV9.1以降の場合は,非推奨となるため正しい値を収集できません。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_INDEX

_FROM_ESTORE

詳細説明:

必要な索引ページがバッファー・プールになく拡張ストレージにある場合は,そのページは拡張ストレージからバッファー・プールにコピーされます。このコピー処理によって共有メモリー・セグメントへの接続コストが必要になりますが,ディスク読み取りコストを節約できます。

監視対象のDB2がV9.1以降の場合,非推奨項目となり正しい値を収集できません。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Index Hit Rate

(POOL_INDEX_HIT_RATE)

索引ページ・ヒット率。

float

No

すべて

( 1 - ( POOL_INDEX_P_READS / POOL_INDEX_L_READS ) ) * 100

詳細説明:

バッファー・プール当たりの索引ページ・ヒット率です。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Index L Reads

(POOL_INDEX_L_READS)

バッファー・プールを通った索引ページの論理読み取り要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_INDEX

_L_READS

詳細説明:

このカウントには,次の索引ページへのアクセスが含まれます。

  • データベース・マネージャーがページの処理を必要としたときにバッファー・プールにすでにあるデータ。

  • データベース・マネージャーがページを処理する前にバッファー・プールに読み取られたデータ。

Pool_index_p_readsと組み合わせて使用すると,次の公式でバッファー・プールの索引ページ・ヒット率を計算できます。

1 - (pool_index_p_reads / pool_index_l_reads)

バッファー・プールの総合ヒット率を計算する方法については,pool_data_l_readsを参照してください。

ヒット率が低い場合は,バッファー・プール・ページ数を増やすと,パフォーマンスが向上する場合があります。バッファー・プール・サイズの詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Index P Reads

(POOL_INDEX_P_READS)

索引ページをバッファー・プールに入れるための物理読み取り要求の数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_INDEX

_P_READS

詳細説明:

このエレメントの使用法については,pool_index_l_readsを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Index To Estore

(POOL_INDEX_TO_ESTORE)

拡張ストレージにコピーされたバッファー・プール索引ページの数。監視対象がDB2のV9.1以降の場合は,非推奨となるため正しい値を収集できません。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_INDEX

_TO_ESTORE

詳細説明:

ビクティム・ページとして選択されたページは,バッファー・プールから拡張ストレージにコピーされます。このコピー処理が必要になるのは,バッファー・プール内に新しいページのためのスペースが必要な場合です。

監視対象のDB2がV9.1以降の場合,非推奨項目となり正しい値を収集できません。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Index Writes

(POOL_INDEX_WRITES)

バッファー・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_INDEX

_WRITES

詳細説明:

データ・ページと同様に,バッファー・プール索引ページは以下の理由でディスクに書き込まれます。

  • バッファー・プール内のページを解放して,次のページを読み取れるようにする。

  • バッファー・プールを空にする。

システムがあるページを書き込むときに,新しいページのためにスペースを用意するとは限りません。そのページが更新されていなければ,単純に置換されます。このエレメントではこのような置換はカウントされません。

索引ページは,バッファー・プール・スペースが必要になる前に,非同期ページ・クリーナー・エージェントによって書き込まれます。非同期索引ページの書き込みは,同期索引ページの書き込みとあわせて,このエレメントの値に含まれます(pool_async_index_writesを参照してください)。

pool_index_p_reads のパーセンテージが高いためにバッファー・プール索引ページがディスクに書き込まれる場合は,データベースで利用可能なバッファー・プール・ページ数を増やすとパフォーマンスを改善できます。

このパーセンテージを計算するときは,バッファー・プールを最初に埋めるために必要となる物理読み取り数は無視してください。書き込みページ数は,次のように求めます。

  1. アプリケーションを実行する(バッファーをロードする)。

  2. このエレメントの値を書き取る。

  3. アプリケーションを再び実行する。

  4. このエレメントの新しい値からステップ2で記録した値を引く。

アプリケーションを終了してから次に実行するまでの間にバッファー・プールの割り振りが解除されるのを防止するには,次のどちらかを行います。

  • ACTIVATE DATABASE コマンドを用意してデータベースをアクティブにする。

  • アイドル状態のアプリケーションをデータベースに接続する。

すべてのアプリケーションがデータベースを更新するような場合は,ほとんどのページが更新されたデータを含んでおり,これをディスクに書き込む必要があるので,バッファー・プールのサイズを大きくしてもパフォーマンスはあまり改善されません。

バッファー・プール・サイズの詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Read Time

(POOL_READ_TIME)

ディスクまたはバッファー・プールからデータ・ページまたは索引ページを物理的に読み取る必要があった読み取り要求の処理に要した合計時間。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_READ

_TIME

詳細説明:

このエレメントとpool_data_p_readsおよびpool_index_p_readsを組み合わせて使用すると,ページ読み取りの平均時間を計算できます。この平均値は,入出力待ちがあるかどうかを示すので重要です。これによって,データをほかの装置に移動するかどうかが示されます。

データベースおよび表スペースのレベルでは,このエレメントにはpool_async_read_timeの値が含まれます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Read Time Avg

(POOL_READ_TIME_AVG)

ディスクまたはバッファー・プールからデータ・ページまたは索引ページを物理的に読み取る必要があった読み取り要求の処理に要した合計時間の平均値。

float

No

すべて

  • 監視対象のDB2が10.1以前またはcollect_additional_info=nの場合

    POOL_READ_TIME / ( POOL_DATA_P_READS + POOL_INDEX_P_READS + POOL_XDA_P_READS + POOL_TEMP_DATA_P_READS + POOL_TEMP_INDEX_P_READS + POOL_TEMP_XDA_P_READS )

  • 監視対象のDB2が10.5以降でcollect_additional_info=yの場合

    POOL_READ_TIME / ( POOL_DATA_P_READS + POOL_INDEX_P_READS + POOL_XDA_P_READS + POOL_TEMP_DATA_P_READS + POOL_TEMP_INDEX_P_READS + POOL_TEMP_XDA_P_READS + POOL_COL_P_READS + POOL_TEMP_COL_P_READS )

詳細説明:

この平均値は,入出力待ちがあるかどうかを示すので重要です。これによって,データをほかの装置に移動するかどうかが示されます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Total Hit Rate

(POOL_TOTAL_HIT_RATE)

総合バッファー・プール・ヒット率。

float

No

すべて

  • 監視対象のDB2が10.1以前またはcollect_additional_info=nの場合

    ( 1 - ( ( POOL_DATA_P_READS + POOL_XDA_P_READS + POOL_INDEX_P_READS + POOL_TEMP_DATA_P_READS + POOL_TEMP_XDA_P_READS + POOL_TEMP_INDEX_P_READS ) / ( POOL_DATA_L_READS + POOL_INDEX_L_READS + POOL_XDA_L_READS + POOL_TEMP_DATA_L_READS+ POOL_TEMP_INDEX_L_READS + POOL_TEMP_XDA_L_READS ) ) ) * 100

  • 監視対象のDB2が10.5以降でcollect_additional_info=yの場合

    ( 1 - ((POOL_DATA_P_READS + POOL_XDA_P_READS +POOL_INDEX_P_READS + POOL_TEMP_DATA_P_READS+ POOL_TEMP_XDA_P_READS + POOL_TEMP_INDEX_P_READS + POOL_COL_P_READS + POOL_TEMP_COL_P_READS) / (POOL_DATA_L_READS + POOL_INDEX_L_READS + POOL_XDA_L_READS + POOL_TEMP_DATA_L_READS+ POOL_TEMP_INDEX_L_READS + POOL_TEMP_XDA_L_READS + POOL_COL_L_READS + POOL_TEMP_COL_L_READS))) * 100

詳細説明:

総合バッファー・プール・ヒット率です。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Total Writes

(POOL_TOTAL_WRITES)

バッファー・プール・データ・ページとバッファー・プール索引ページがディスクに物理的に書き込まれた回数の合計。

ulong

No

すべて

  • 監視対象のDB2が10.1以前またはcollect_additional_info=nの場合

    POOL_DATA_WRITES + POOL_INDEX_WRITES + POOL_XDA_WRITES

  • 監視対象のDB2が10.5以降でcollect_additional_info=yの場合

    POOL_DATA_WRITES + POOL_INDEX_WRITES + POOL_XDA_WRITES + POOL_COL_WRITES

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Write Time

(POOL_WRITE_TIME)

データ・ページまたは索引ページをバッファー・プールからディスクに物理的に書き込むのに要した合計時間。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_POOL_WRITE

_TIME

詳細説明:

このエレメントとbuffer_pool_data_writesおよびpool_index_writesを組み合わせて使用すると,ページ書き込みの平均時間を計算できます。この平均値は,入出力待ちがあるかどうかを示すので重要です。これによって,データをほかの装置に移動するかどうかが示されます。

データベースおよび表スペースのレベルでは,このエレメントにはpool_async_write_timeの値が含まれます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Pool Write Time Avg

(POOL_WRITE_TIME_AVG)

データ・ページまたは索引ページをバッファー・プールからディスクに物理的に書き込むのに要した合計時間の平均値。

float

No

すべて

  • 監視対象のDB2が10.1以前またはcollect_additional_info=nの場合

    POOL_WRITE_TIME / ( POOL_DATA_WRITES + POOL_INDEX_WRITES + POOL_XDA_WRITES )

  • 監視対象のDB2が10.5以降でcollect_additional_info=yの場合

    POOL_WRITE_TIME / ( POOL_DATA_WRITES + POOL_INDEX_WRITES + POOL_XDA_WRITES + POOL_COL_WRITES )

詳細説明:

この平均値は,入出力待ちがあるかどうかを示すので重要です。これによって,データをほかの装置に移動するかどうかが示されます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Record Time

(RECORD_TIME)

レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。

time_t

No

すべて

Agent Collector

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Record Type

(INPUT_RECORD_TYPE)

レコード名。常に「DTID」。

char(8)

No

すべて

Agent Collector

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Content Type

(TABLESPACE_CONTENT_TYPE)

表スペース内のコンテンツのタイプ。

unsigned char

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_CONTENT_TYPE

詳細説明:

表スペース内のコンテンツのタイプ(sqlmom.h内に定義)は,次のどれかになります。

  • 任意のデータ:SQLM_TABLESPACE_CONTENT_ANY

  • 長いデータ:SQLM_TABLESPACE_CONTENT_LONG

  • システム一時データ:SQLM_TABLESPACE_CONTENT_SYSTEMP

  • ユーザー一時データ:SQLM_TABLESPACE_CONTENT_USERTEMP

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Cur Pool Id

(TABLESPACE_CUR_POOL_ID)

表スペースが現在使用中のバッファー・プールのバッファー・プールID。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_CUR_POOL_ID

詳細説明:

バッファー・プールは,それぞれ固有の整数で識別できます。このエレメントの値は,SYSCAT.BUFFERPOOLSビューのBUFFERPOOLID列の値と一致します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Extent Size

(TABLESPACE_EXTENT_SIZE)

表スペースが使用するエクステント・サイズ。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_EXTENT_SIZE

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Free Pages

(TABLESPACE_FREE_PAGES)

1つの表スペース内で現在フリーの合計ページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_FREE_PAGES

詳細説明:

このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Id

(TABLESPACE_ID)

現行データベースが使用する表スペースを一意的に示す整数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_ID

詳細説明:

このエレメントの値は,SYSCAT.TABLESPACESのビューのTBSPACEID列の値と一致します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Min Recovery Time

(TABLESPACE_MIN_RECOVERY_TIME)

表スペースをロールフォワードできる最も早い時点を示すタイム・スタンプ(1970年1月1日00:00:00GMTからの通算秒)。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_MIN_RECOVERY_TIME

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Min Recovery Time S

(TABLESPACE_MIN_RECOVERY_TIME_S)

表スペースをロールフォワードできる最も早い時点を示すタイム・スタンプ。

string[27]

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_MIN_RECOVERY_TIME

詳細説明:

ゼロ以外のときだけ表示されます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Name

(TABLESPACE_NAME)

表スペースの名前。

string[19]

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_NAME

詳細説明:

このエレメントは,リソースの競合の原因を判別するときに役立ちます。これはデータベース・カタログ表のSYSCAT.TABLESPACESにあるTBSPACER列と同じです。アプリケーション・レベル,アプリケーション・ロック・レベル,およびデットロック・モニター・レベルでは,アプリケーションがロックを待機している表スペースの名前です。ほかのアプリケーションがこの表スペースのロックを保留しています。ロック・レベルでは,アプリケーションがロックを保留している表スペースの名前です。表スペース・レベルでは(バッファー・プール・モニター・グループがONの場合),情報が戻される表スペースの名前です。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Next Pool Id

(TABLESPACE_NEXT_POOL_ID)

データベースを次に始動したときに表スペースが使用するバッファー・プールのバッファー・プールID。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_NEXT_POOL_ID

詳細説明:

バッファー・プールはそれぞれ固有の整数で識別できます。このエレメントの値は,SYSCAT.BUFFERPOOLSビューのBUFFERPOOLID列の値と一致します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Num Containers

(TABLESPACE_NUM_CONTAINERS)

表スペース内のコンテナーの合計数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_NUM_CONTAINERS

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Num Quiescers

(TABLESPACE_NUM_QUIESCERS)

表スペースを静止させているユーザーの数(0〜5の範囲)。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_NUM_QUIESCERS

詳細説明:

この値は表スペースを静止させたエージェントの数を示します(「共有」,「更新」,または「排他」モード)。それぞれの静止ユーザーについて,次の情報がtablespace_quiescer論理データ・グループに戻されます。

  • 静止ユーザーのユーザー許可ID

  • 静止ユーザーのエージェントID

  • この表スペースが静止することになった,静止されたオブジェクトの表スペースID

  • この表スペースが静止することになった,静止されたオブジェクトのオブジェクトID

  • 静止状態

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Num Ranges

(TABLESPACE_NUM_RANGES)

表スペース・マップ内の範囲(エントリー)の数。この範囲は1〜100です(ただし通常は12未満)。表スペース・マップがあるのは,DMS表スペースの場合だけです。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_NUM_RANGES

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Page Size

(TABLESPACE_PAGE_SIZE)

表スペースが使用するページ・サイズ(バイト単位)。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_PAGE_SIZE

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Page Top

(TABLESPACE_PAGE_TOP)

最高水準点を保持している表スペース内のページ。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_PAGE_TOP

詳細説明:

DMSの場合,このエレメントは,表スペースで最後に割り振られたエクステントの次にある最初のフリー・エクステントのページ番号を示します。この値は減少するので,実際の「最高水準点」ではなく「現在の水準点」であることに注意してください。この情報はSMSには適用できません。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Pending Free Pages

(TABLESPACE_PENDING_FREE_PAGES)

すべての保留トランザクションがコミットまたはロールバックされ,オブジェクトのための新しいスペースが要求されたときにフリーになる表スペースのページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_PENDING_FREE_PAGES

詳細説明:

このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Prefetch Size

(TABLESPACE_PREFETCH_SIZE)

プリフェッチャーがディスクから1回に取得できる最大ページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_PREFETCH_SIZE

詳細説明:

特になし。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace R Extents Processed

(TABLESPACE_R_EXTENTS_PROCESSED)

再平衡化の開始後または再始動後(どちらかあとで実行された方)に,再平衡化ですでに移動されたエクステントの数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_REBALANCER

_EXTENTS_PROCESSED

詳細説明:

再平衡化の完了レベルを示す標識として使用できます。このエレメントの内容が時間とともに変化する様子を追跡すると,再平衡化の進行状況をモニターできます。tablespace_stateとrebalance_modeを使用すると,再平衡化が完了したかどうかチェックできます。このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace R Extents Remaining

(TABLESPACE_R_EXTENTS_REMAINING)

移動するエクステントの数。この値は,再平衡化の開始時刻または再始動時刻(どちらかあとに実行された方)の時点で計算されます。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_REBALANCER

_EXTENTS_REMAINING

詳細説明:

再平衡化の完了レベルを示す標識として使用できます。このエレメントの内容が時間とともに変化する様子を追跡すると,再平衡化の進行状況をモニターできます。再平衡化が終了したかどうかを確認するには,tablespace_stateを使用します。このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace R Last Extent Moved

(TABLESPACE_R_LAST_EXTENT_MOVED)

再平衡化によって最後に移動されたエクステント。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_REBALANCER

_LAST_EXTENT_MOVED

詳細説明:

再平衡化の完了レベルを示す標識として使用できます。このエレメントの内容が時間とともに変化する様子を追跡すると,再平衡化の進行状況をモニターできます。tablespace_stateとrebalance_modeを使用すると,再平衡化が完了したかどうかチェックできます。このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Rebalancer Mode

(TABLESPACE_REBALANCER_MODE)

フォワードまたはリバースの再平衡化が行われているかどうかを示す整数。次の値があります(sqlmon.h内に定義)。

  • 再平衡化は行われていない:SQLM_TABLESPACE_NO_REBAL

  • フォワード:SQLM_TABLESPACE_FWD_REBAL

  • リバース:SQLM_TABLESPACE_REV_REBAL

unsigned char

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_REBALANCER_MODE

詳細説明:

現在の再平衡化処理で表スペースからスペースを除去しているのか,または追加しているのかを示す標識として使用できます。このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Rebalancer Priority

(TABLESPACE_REBALANCER_PRIORITY)

データベース内で実行されている再平衡化の優先順位。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_REBALANCER

_PRIORITY

詳細説明:

このエレメントは,DMS 表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace R Restart Time

(TABLESPACE_R_RESTART_TIME)

再平衡化が休止または停止後に再始動されたときを示すタイム・スタンプ。

string[27]

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_REBALANCER

_RESTART_TIME

詳細説明:

再平衡化の完了レベルを示す標識として使用できます。再平衡化が再始動されたときを示し,再平衡化の速度を導出できるので,推定完了時刻を得られます。このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace R Start Time

(TABLESPACE_R_START_TIME)

再平衡化を最初に開始した時刻を示すタイム・スタンプ。

string[27]

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_REBALANCER

_START_TIME

詳細説明:

再平衡化を最初に開始した時刻を知るのに使用します。このエレメントは,再平衡化の処理速度を測定したり,再平衡化の終了時刻を推定するときに使用できます。このエレメントは,DMS表スペースにだけ適用できます。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace State

(TABLESPACE_STATE)

このエレメントは,表スペースの現在の状態を示します。

string[11]

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_STATE

詳細説明:

このエレメントには,表スペースの現在の状態を示します16進値が含まれています。外部から見ることができる表スペースの状態は,特定の状態が16進数の合計値で構成されています。例えば,状態が「静止:EXCLUSIVE」および「ロード・ペンディング」の場合,値は0x0004 + 0x0008で0x000cになります。「db2tbst - Get Tablespace State」を使用すると,特定の16進値に関連づけられた表スペースを取得できます。Sdqlutil.hには次のビット定義がリストされています。

  • 0x0 標準(sqlutil.h内のSQLB_NORMALの定義を参照)

  • 0x1 静止モードでの共有

  • 0x2 静止モードでの更新

  • 0x4 静止モードでの排他

  • 0x8 ロード・ペンディング

  • 0x10 削除ペンディング

  • 0x20 バックアップ・ペンディング中

  • 0x40 ロードフォワード進行中

  • 0x80 ロードフォワード・ペンディング

  • 0x100 リストア・ペンディング

  • 0x100 リカバリー・ペンディング(未使用)

  • 0x200 使用不可ペンディング

  • 0x400 再構成進行中

  • 0x800 バックアップ進行中

  • 0x1000 ストレージを定義する必要があります

  • 0x2000 リストア進行中

  • 0x4000 オフラインのためアクセス不可

  • 0x8000 ドロップ・ペンディング

  • 0x2000000 ストレージを定義可能

  • 0x4000000 ストレージを定義は最終状態です

  • 0x8000000 ストレージを定義はロールフォワードの前に変更されました

  • 0x10000000 DMS再平衡化進行中

  • 0x20000000 表スペース削除進行中

  • 0x40000000 表スペース作成進行中

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace State Change Obj Id

(TABLESPACE_STATE_CHANGE_OBJ_ID)

表スペースの状態を「ロード・ペンディング」または「削除ペンディング」に設定したオブジェクト。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_STATE

_CHANGE_OBJECT_ID

詳細説明:

このエレメントに意味があるのは,表スペースの状態が「ロード・ペンディング」または「削除ペンディング」の場合だけです。このエレメントの値がゼロ以外の場合は,SYSCAT.TABLESビューのTABLEID列の値と一致します。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Total Pages

(TABLESPACE_TOTAL_PAGES)

1つの表スペース内の合計ページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE

_TOTAL_PAGES

詳細説明:

1つの表スペースが使用するオペレーティング・システムの合計スペースです。DMSの場合,コンテナー・サイズの合計となります(オーバーヘッドを含む)。SMSの場合は,この表スペースに保管される表に使用されるすべてのファイル・スペースの合計です(この情報は,バッファー・プール・スイッチがオンの場合に収集されます)。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Type

(TABLESPACE_TYPE)

表スペースのタイプ。

unsigned char

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_TYPE

詳細説明:

このエレメントは,この表スペースがデータベース管理の表スペース(DMS)が,システム管理の表スペース(SMS)かを示します。

Tablespace_typeの値(sqlmon.h内に定義)は次のとおりです。

  • DMSの場合:SQLM_TABLESPACE_TYP_DMS

  • SMSの場合:SQLM_TABLESPACE_TYP_SMS

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Usable Pages

(TABLESPACE_USABLE_PAGES)

表スペース内の合計ページ数からオーバーヘッド・ページ数を引いた数値。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_USABLE

_PAGES

詳細説明:

このエレメントが適用されるのはDMS表スペースだけです。SMSの場合は,このエレメントにはtablespace_total_pagesと同じ値が含まれます。表スペースの再平衡化中に,使用可能ページ数に新たに追加されたコンテナーが加えられますが,これらの新しいページ数は,再平衡化完了までの間フリーページ数には反映されません。表スペースの再平衡化が実行されていない場合は,使用済みページ数,フリー・ページ数,および保留フリー・ページ数の合計が使用可能ページ数に等しくなります。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Used Pages

(TABLESPACE_USED_PAGES)

表スペース内で現在使用中(フリーではない)の合計ページ数。

ulong

No

すべて

SQLM_ELM_TABLESPACE_USED

_PAGES

詳細説明:

DMS表スペースで使用中の合計ページ数です。SMS表スペースの場合は,tablespace_total_pagesと同じ値になります。

PFM - View名

(PFM - Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポートVR

制約

データソース

Tablespace Used Pages Rate

(TABLESPACE_USED_PAGES_RATE)

表スペース内での使用されているページ数の割合。

float

No

すべて

TABLESPACE_USED_PAGES / TABLESPACE_USABLE_PAGES *100

詳細説明:

表スペース内での使用されているページ数の割合です。