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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM DB2


2.2.2 アンセットアップ手順

ここでは,PFM - Agent for DB2をアンセットアップする手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) インスタンス環境のアンセットアップ

ここでは,PFM - Agent for DB2をアンセットアップする手順を説明します。

(a) インスタンス環境を削除する

インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。

インスタンス名を確認するには,jpcconf inst listコマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetupコマンドを使用します。

インスタンス環境を削除する手順を次に示します。

  1. インスタンス名を確認する。

    PFM - Agent for DB2を示すサービスキーを指定して,jpcconf inst listコマンドを実行します。

    jpcconf inst list -key DB2

    設定されているインスタンス名がdb2instの場合,db2instと表示されます。

  2. インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。

    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

  3. インスタンス環境を削除する。

    PFM - Agent for DB2を示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst unsetupコマンドを実行します。

    設定されているインスタンス名がdb2instの場合,次のように指定します。

    jpcconf inst unsetup -key DB2 -inst db2inst

    jpcconf inst unsetupコマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたディレクトリ,サービスIDが削除されます。

注意

インスタンス環境をアンセットアップしても,jpctool service listコマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpctool service deleteコマンドを使用してサービスの情報を削除してください。

PFM - Web Consoleホストにインスタンス環境の削除を反映するためには,jpctool service syncコマンドを実行して,PFM - Manager ホストとPFM - Web Consoleホストのエージェント情報を同期する必要があります。

また,コマンド実行後にPFM - Managerを再起動してください。次に指定例を示します。

  • インスタンス名:db2inst

  • ホスト名:host03

  • Agent CollectorサービスのサービスID:RA1db2inst[host03]

  • Agent StoreサービスのサービスID:RS1db2inst[host03]

jpctool service delete -id R?1db2inst[host03] -host host03

コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。