1.1 PFM - Agent for Microsoft SQL Serverの特長
PFM - Agent for Microsoft SQL Serverは,Microsoft SQL Serverのパフォーマンスを監視するために,パフォーマンスデータを収集および管理するプログラムです。このプログラムは,監視対象のホストにインストールして使用します。
PFM - Agent for Microsoft SQL Serverの特長を次に示します。
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Microsoft SQL Serverの稼働状況を分析できる
監視対象のMicrosoft SQL Serverから,データベーススペース使用率やキャッシュ・ヒット率の統計情報などのパフォーマンスデータをPFM - Agent for Microsoft SQL Serverで収集および集計し,その傾向や推移を図示することで,Microsoft SQL Serverの稼働状況の分析が容易にできます。
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Microsoft SQL Serverの運用上の問題点を早期に発見し,原因を調査する資料を提供できる
監視対象のMicrosoft SQL Serverで,データベーススペース使用率が増大したり,キャッシュ・ヒット率が低下したりするなどのパフォーマンスの低下が発生した場合,Eメールなどを使ってユーザーに通知することで,問題点を早期に発見できます。また,その問題点に関連する情報を図示することで,原因を調査する資料を提供できます。
PFM - Agent for Microsoft SQL Serverを使用するには,PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが必要です。
- メモ
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Performance ManagementでMicrosoft SQL Serverの稼働状況を分析できる製品としては,PFM - Agent for Microsoft SQL Serverのほかに,PFM - RM for Microsoft SQL Serverがあります。PFM - RM for Microsoft SQL Serverは,監視対象ホストへのインストールが不要な製品です。つまり,監視対象ホストの環境に手を加えることなく,そのパフォーマンスデータを監視できます(エージェントレス監視)。また,収集できるパフォーマンスデータの種類はPFM - Agent for Microsoft SQL Serverより少ないですが,1つのPFM - RM for Microsoft SQL Serverから複数ホストのパフォーマンスデータを監視できます。
エージェントレス監視を実現したい場合,複数の監視ホストを対象にパフォーマンスデータを収集・管理したい場合などは,PFM - RM for Microsoft SQL Serverの導入もご検討ください。
PFM - Agent for Microsoft SQL Serverの機能の概要について次に説明します。