IP Version 6 Overview(PI_IP6)
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機能
IP Version 6 Overview(PI_IP6)レコードには,インターネットプロトコルバージョン6のIPプロトコルを使用してIPデータグラムが送受信された割合,およびIPの各種のエラー数などについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。
デフォルト値および変更できる値
項目 |
デフォルト値 |
変更可否 |
---|---|---|
Collection Interval |
60 |
○ |
Collection Offset※ |
0 |
○ |
Log |
No |
○ |
LOGIF |
空白 |
○ |
Over 10 Sec Collection Time |
No |
× |
Realtime Report Data Collection Mode |
Reschedule |
○ |
- 注※
-
指定できる値は,0〜32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。
ODBCキーフィールド
なし
ライフタイム
なし
レコードサイズ
-
固定部:953バイト
-
可変部:0バイト
フィールド
PFM-View名 (PFM-Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポート対象外 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|
Datagrams Forwarded/sec(DATAGRAMS_FORWARDED_PER_SEC) |
最終送信先でなかったため,データグラムを最終送信先へ転送するルートを検索した数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Datagrams Outbound Discarded(DATAGRAMS_OUTBOUND_DISCARDED) |
OS起動後に,宛先への伝送を妨げる問題は検出されなかったが,バッファ領域の不足などが原因で廃棄された送信データグラム数。 この値には,同じ条件のDatagrams Forwarded/secの値が含まれる。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Datagrams Outbound No Route(DATAGRAMS_OUTBOUND_NO_ROUTE) |
OS起動後に,宛先に伝送するための経路が検出できなかったために廃棄された送信データグラム数。 この値には,同じ条件のDatagrams Forwarded/secの値が含まれる。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Datagrams Rcvd Address Errors(DATAGRAMS_RECEIVED_ADDRESS_ERRORS) |
OS起動後に,IPヘッダーの宛先フィールドにあるIPアドレスがこのシステムで受信されるアドレスとして有効でなかったために破壊された受信データグラム数。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Datagrams Rcvd Delivered/sec(DATAGRAMS_REC_DELIVERED_PER_SEC) |
ICMPなどのIPユーザープロトコルに正常に送信した受信データグラム数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Datagrams Rcvd Discarded(DATAGRAMS_REC_DISCARDED) |
処理の継続を妨げる問題はなかったが,バッファ領域の不足などのために廃棄された受信データグラム数(OS起動からの累積値)。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Datagrams Rcvd Header Errors(DATAGRAMS_RECEIVED_HEADER_ERRORS) |
OS起動後に,IPヘッダーのエラーが原因で破壊された受信データグラム数。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Datagrams Rcvd Unknown Protocol(DATAGRAMS_REC_UNKNOWN_PROTOCOL) |
OS起動後に,正常に受信したが,不明またはサポートされていないプロトコルのために廃棄されたローカルアドレス指定の受信データグラム数。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Datagrams Rcvd/sec(DATAGRAMS_RECEIVED_PER_SEC) |
エラーを含むネットワークインターフェースを介して受信したデータグラム数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Datagrams Sent/sec(DATAGRAMS_SENT_PER_SEC) |
ネットワークインターフェースを介して送信した,ICMPを含むローカルIPユーザープロトコルの割合(/秒)。 この値に,Datagrams Forwarded/secは含まれない。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Datagrams/sec(DATAGRAMS_PER_SEC) |
エラーを含むネットワークインターフェースを介して送受信されたデータグラム数の割合(/秒)。 この値に,Forwarded datagramsは含まれない。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Fragment Reassembly Failures(FRAGMENT_RE_ASSEMBLY_FAILURES) |
OS起動後に,IPの再構成アルゴリズムが検出した,タイムアウト,エラーなどの失敗数。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Fragmentation Failures(FRAGMENTATION_FAILURES) |
OS起動後に,断片化が必要だったが,「Don't Fragment」フラグがセットされているなどの理由で廃棄されたデータグラム数。※ |
AVG |
ulong |
No |
− |
− |
Fragmented Datagrams/sec(FRAGMENTED_DATAGRAMS_PER_SEC) |
データグラムが正常に断片化された数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Fragments Created/sec(FRAGMENTS_CREATED_PER_SEC) |
データグラムを断片化した結果,生成されたIPフラグメント数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Fragments Rcvd/sec(FRAGMENTS_RECEIVED_PER_SEC) |
再構築が必要なIPフラグメントを受信した数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Fragments Reassembled/sec(FRAGMENTS_RE_ASSEMBLED_PER_SEC) |
IPフラグメントが正しく再構築された数の割合(/秒)。 |
AVG |
float |
No |
− |
− |
Interval(INTERVAL) |
レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。 |
ADD |
ulong |
No |
− |
RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) |
Record Time(RECORD_TIME) |
レコードが作成された時刻。 |
COPY |
time_t |
No |
− |
− |
Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) |
レコード名。常に「IP6」。 |
COPY |
char(8) |
No |
− |
− |