1.3.7 REDOログ待機の監視
OracleサーバでREDOログファイルサイズが小さい場合に,待機が発生することが考えられます。そのために,REDOログ待機の発生頻度を監視します。
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REDOログ待機発生頻度の監視
- 〈この項の構成〉
(1) REDOログ待機発生頻度に関連するレコードとフィールド
REDOログ待機発生頻度に関連するレコードとフィールドを次の表に示します。
使用レコード |
使用フィールド |
値の見方(例) |
---|---|---|
PI |
Redo Log Space Requests |
アクティブ・ログ・ファイルが満杯であるため,REDOログ・エントリにディスク領域が割り当てられるまでOracleが待機する必要のある回数。 |
(2) 監視方法
- REDOログ待機の発生頻度の監視
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REDOログ待機の発生頻度は,監視テンプレートで提供している「Redo Log Contentionアラーム」を使用することで監視することができます。
Redo Log Contentionがしきい値以上の場合,REDOログで待機が発生しています。待機が発生する要因として,REDOログファイルのサイズが小さいことが考えられます。REDOログファイルのサイズを拡張するなどして対応します。