11.3.6 稼働監視を設定する方法
次の定義情報については,定義情報の二重化の前に設定を済ませておく必要があります。設定したい場合は,このタイミングでプライマリーとセカンダリー両方のホストで設定してください。
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「表11-2 プライマリーとセカンダリーで同一の設定をする定義情報」の次の情報
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ヘルスチェックエージェントの設定
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JP1イベントに関する設定
- 重要
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プライマリーとセカンダリーの間で設定を統一してください。
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ほかに稼働監視するために必要な設定があれば,あわせて実施してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 自動バインド機能を使用する場合の追加設定
アラームの自動バインド機能を使用する場合は,次の設定を実施してください。
(a) プロダクトの有効化
PFM - Managerホストで次のコマンドを実行して,自動バインド機能を使用したいエージェントがアラームまたはレポートの事前登録が可能となっているか確認します。
jpcconf agent list
アラームまたはレポートの事前登録が可能となっていない場合,次のコマンドで事前登録を可能にするように設定を変更します。
jpcconf agent setup -key サービスキー -register
- メモ
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コマンドの実行時にエージェントのサービスキーを誤って指定した場合は,次のコマンドで設定を元に戻せます。
jpcconf agent setup -key サービスキー -unregister
(b) 自動バインド設定
自動バインドの設定をします。
- PFM - Web Consoleを使用する場合
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[自動バインド設定]画面で設定します。詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の[自動バインド設定]画面について説明している個所を参照してください。
- PFM - Managerを使用する場合
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自動バインド設定ファイルを直接編集します。詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の自動バインド設定ファイル(jpcautobind.cfg)について説明している個所を参照してください。
- 重要
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PFM -Web Consoleで自動バインドの設定をする場合,プライマリーでだけ操作できます。セカンダリーでの操作はできません。
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監視二重化の構築後に自動バインド設定を変更した場合,もう一度定義情報の二重化を行って同期する必要があります。詳細は「11.5 定義情報の二重化」を参照してください。また,同期の確認は,「11.6.1(8) 自動バインドの設定を確認する手順」を参照してください。
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