11.3.4 接続先PFM - Managerを二重化する方法
監視二重化するためには,接続先PFM - Managerを設定する必要があります。プライマリーのPFM - Manager,セカンダリーのPFM - Manager,PFM - AgentおよびPFM - RMそれぞれのホストで設定してください。
また,一方のPFM - Managerの監視ホスト名または物理ホスト名を変更した場合,もう一方のPFM - Manager,PFM - AgentおよびPFM - RMで接続先PFM - Managerを設定し直す必要があります。
接続先PFM - Managerは次のようにjpcconf mgrhost defineコマンドを使用して設定します。コマンドを実行するプログラムごとに,引数-hostに指定するホスト名が異なります。
jpcconf mgrhost define -host ホスト名A,ホスト名B [-lhost 論理ホスト名] [-noquery]
ホスト名Aとホスト名Bの指定内容を次の表に示します。
コマンドを実行するプログラム |
ホスト名Aに入れるホスト名 |
ホスト名Bに入れるホスト名 |
---|---|---|
プライマリーのPFM - Manager |
localhost |
セカンダリーのPFM - Managerホスト名 |
セカンダリーのPFM - Manager |
プライマリーのPFM - Managerホスト名 |
localhost |
PFM - AgentおよびPFM - RM |
プライマリーのPFM - Managerホスト名 |
セカンダリーのPFM - Managerホスト名 |
PFM - AgentおよびPFM - RMでの作業手順の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,接続先PFM - Managerの変更手順について説明している章を参照してください。
jpcconf mgrhost defineコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。