9.2.11 定義情報ごとのバックアップとリストア(自動バインドの定義情報)
ここでは,自動バインドの定義情報である自動バインド設定ファイルだけを手動でバックアップおよびリストアする手順について説明します。
自動バインド設定ファイルは,デフォルトではPFM - Managerホストの次の場所にあります。
-
Windowsの場合
インストール先フォルダ※1\jpcautobind.cfg
- 注※1
-
PFM - Managerをクラスタシステムで運用している場合,環境ディレクトリ\jp1pcとなります。
-
UNIXの場合
/opt/jp1pc※2/jpcautobind.cfg
- 注※2
-
PFM - Managerをクラスタシステムで運用している場合,環境ディレクトリ/jp1pcとなります。
(1) 自動バインドの定義情報をバックアップする
ここでは,自動バインド設定ファイルだけを手動でバックアップする方法を説明します。なお,ここでは格納先がデフォルトのままである場合を例に説明します。
-
PFM - Managerサービスを停止する。
サービスの停止方法については,「1.3.1 監視マネージャーおよび監視エージェントのサービスを停止する」を参照してください。
-
自動バインド設定ファイルの格納先ディレクトリから「jpcautobind.cfg」ファイルをバックアップする。
ファイルは任意の場所にコピーするなどしてバックアップしてください。
-
PFM - Managerサービスを起動する。
サービスの起動方法については,「1.2.1 監視マネージャーおよび監視エージェントでサービスを起動する」を参照してください。
(2) 自動バインドの定義情報をリストアする
ここでは,自動バインド設定ファイルだけを手動でリストアする方法を説明します。なお,ここでは格納先がデフォルトのままである場合を例に説明します。
-
PFM - Managerサービスを停止する。
サービスの停止方法については,「1.3.1 監視マネージャーおよび監視エージェントのサービスを停止する」を参照してください。
-
自動バインド設定ファイルの格納先ディレクトリ配下に,バックアップしておいた「jpcautobind.cfg」ファイルをコピーする。
-
PFM - Managerサービスを起動する。
サービスの起動方法については,「1.2.1 監視マネージャーおよび監視エージェントでサービスを起動する」を参照してください。