1.1.1 Performance Managementシステム全体の起動順序
Performance Managementシステムは,監視マネージャー,監視エージェント,監視コンソールサーバの順に起動させます。
-
監視マネージャーでjpcspm startコマンドを実行し,PFM - Managerを起動する。
-
すべての監視エージェントでjpcspm startコマンドを実行し,PFM - BaseとPFM - Agent,またはPFM - BaseとPFM - RMを起動する。
-
監視コンソールサーバでjpcwstartコマンドを実行し,PFM - Web Consoleを起動する。
Performance Managementの各プログラムのサービスは,jpcspm startコマンドまたはjpcwstartコマンドで順番に起動されます。また,Windowsの場合は,あらかじめサービスの依存関係が設定されています。したがって,サービスの起動時に,特に起動順序を意識する必要はありません。
なお,PFM - ManagerまたはPFM - Baseと,PFM - Web Consoleが同一ホストにインストールされている場合,起動を連携させることができます。起動の連携方法については,「1.4 PFM - ManagerまたはPFM - BaseとPFM - Web Consoleとの起動と停止の連携」を参照してください。
- 参考
-
PFM - AgentまたはPFM - RMと,PFM - Managerを同じホストにインストールしている場合は,PFM - Managerのサービスを起動させたあとにPFM - AgentまたはPFM - RMのサービスを起動させてください。
注意
-
バージョン08-00以降のPerformance Managementプログラムをインストールした場合,ステータス管理機能の設定状態は次のようになります。
-
Performance Managementのプログラムがインストールされていないホストに08-00以降のPFM - ManagerまたはPFM - Baseを新規インストールした場合
ステータス管理機能の設定状態:有効になります。
-
それ以外の場合※
ステータス管理機能の設定状態:既存のままです。
注※ 次の場合が該当します。
-
06-70〜07-50のPFM - Managerを08-00以降にバージョンアップした場合
-
06-70〜07-50のPFM - Agentがインストールされている環境に,08-00以降のPFM - ManagerまたはPFM - Baseを新規インストールした場合
なお,06-70〜07-10のPerformance Managementはステータス管理機能を持たないため,この場合の設定状態は「無効」になります。
ステータス管理機能の設定を変更する場合は,「16.3.1 ステータス管理機能の設定」を参照してください。
-
-
Agent CollectorまたはRemote Monitor Collectorサービスの起動に失敗した場合は,PFM - AgentまたはPFM - RMのサービスを停止させ,Agent CollectorまたはRemote Monitor Collectorサービスの起動失敗の要因を共通メッセージログで確認してください。Agent CollectorまたはRemote Monitor Collectorサービスの起動失敗の要因を解決したあと,PFM - AgentまたはPFM - RMのサービスを再起動してください。
-
バージョン08-11以降のPFM - Managerの場合,ヘルスチェック機能を利用できます。バージョン09-00以降のPFM - Managerをインストールした場合,ヘルスチェック機能の設定状態は次のようになります。
-
PFM - Managerがインストールされていないホストに09-00以降のPFM - Managerを新規インストールした場合
ヘルスチェック機能の設定状態:有効になります。
-
それ以外の場合※
ヘルスチェック機能の設定状態:既存のままです。
注※ 次の場合が該当します。
-
06-70〜08-10のPFM - Managerを08-11以降にバージョンアップした場合
-
06-70〜07-50のPFM - Agentがインストールされている環境に,08-11以降のPFM - Managerを新規インストールした場合
なお,06-70〜08-10のPFM - Managerはヘルスチェック機能を持たないため,この場合の設定状態は「無効」になります。
ヘルスチェック機能の設定については,「16.2.1 ヘルスチェック機能の設定」を参照してください。
-