5.1.1 インストールとセットアップの前に
Performance Managementをインストールおよびセットアップする前に確認しておくことを説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 前提OS
Performance Managementプログラムが動作するOSを次の表に示します。
OS名 |
PFM - Manager |
PFM - Web Console |
PFM - Base |
---|---|---|---|
HP-UX |
− |
− |
○ |
Solaris |
− |
− |
○ |
AIX |
○ |
○ |
○ |
Linux |
○ |
○ |
○ |
PFM - AgentまたはPFM - RMの前提OSは,それぞれ異なります。詳細については,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルを参照してください。
(2) システム構成の検討
PFM - Managerに接続するPFM - AgentまたはPFM - RMの数を検討します。見積もり方法の詳細については,「付録A.1 システム構成」を参照してください。
(3) システム見積もり
Performance Managementシステムで必要なリソースの見積もりや設定を実施します。見積もり方法の詳細については,「付録C システム見積もり」と各PFM - Agentマニュアルを参照してください。
(4) ネットワーク環境の設定
(a) IPアドレスの設定
Performance Managementシステムのすべてのホストは,ホスト名でIPアドレスを解決できる環境を設定してください(IPアドレスからホスト名を解決できる環境にする必要はありません)。IPアドレスを解決できない環境では,Performance Managementをインストールできません。
監視ホスト名(Performance Managementシステムのホスト名として使用する名前)には,実ホスト名またはエイリアス名を使用できます。ただし,実環境のホスト名変更での影響を抑えるためにエイリアス名を使用することをお勧めします。
-
監視ホスト名にエイリアス名を使用している場合
設定しているエイリアス名でIPアドレスを解決できるように環境を設定してください。
-
監視ホスト名に実ホスト名を使用している場合
Windowsシステムではhostnameコマンド,UNIXシステムではuname -nコマンドを実行して確認したホスト名で,IPアドレスを解決できるように環境を設定してください。
なお,UNIXシステムでは,hostnameコマンドで取得するホスト名を使用することもできます。詳細については,「5.3.3 Performance Managementシステムでの監視ホスト名の設定および変更」を参照してください。
監視ホスト名の設定については,「5.3.3 Performance Managementシステムでの監視ホスト名の設定および変更」を参照してください。
ホスト名とIPアドレスは,次のどれかの方法で設定してください。
-
hostsファイル
-
DNS
-
Performance Managementのホスト情報設定ファイル
-
jpchostsファイル(PFM - Manager,PFM - Agent,PFM - RM,およびPFM - Baseの場合)
-
- 注意
-
-
Performance Managementは,DNS環境でも運用できますが,FQDN形式のホスト名には対応していません。このため,監視ホスト名は,ドメイン名を除いて指定してください。
-
複数のLAN環境で使用する場合は,jpchostsファイルでIPアドレスを設定してください。詳細については,「5.3.1 ネットワーク構成の設定および変更手順」を参照してください。
-
Performance Managementは,DHCPによる動的なIPアドレスが割り振られているホスト上で運用できません。Performance Managementを導入するすべてのホストに,固定のIPアドレスを設定してください。
-
名前解決を実施するホスト名のIPアドレスにループバックアドレスは設定できません。
-
hostsファイルにlocalhostとしてループバックアドレスの設定が必要です。
-
PFM - Managerホストにホスト名を2つ以上設定している場合,システム上のPFM - AgentまたはPFM - RMホストでjpcconf mgrhost defineコマンドによって設定する接続先PFM - Managerホストのホスト名は,次のようにする必要があります。
PFM - Managerの監視ホスト名に実ホスト名を使用している場合
Windowsシステムではhostnameコマンド,UNIXシステムではuname -nコマンドを実行して確認したホスト名
PFM - Managerの監視ホスト名にエイリアス名を使用している場合
設定しているエイリアス名
-
PFM - ManagerホストとPFM - Web ConsoleホストおよびJP1/SLMホスト間でIPアドレス変換(NAT変換)がされている場合,またはPFM - ManagerホストとPFM - Web ConsoleホストおよびJP1/SLMホスト間で複数のIPアドレスが使用されている場合は,通信で使用するホスト名の設定が必要です。
詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の付録の,PFM - ManagerとPFM - Web ConsoleおよびJP1/SLMの通信で使用するホスト名の設定について説明している個所を参照してください。
-
Performance Managementシステム上では,サーバのホスト名または監視ホスト名に設定するエイリアス名が一意になるようにしてください。
なお,サーバのホスト名の確認方法は,監視ホスト名の取得方法によって次のように異なります。
監視ホスト名の取得方法がhostnameの場合:hostnameコマンドで取得されるホスト名
監視ホスト名の取得方法がunameの場合:uname -nコマンドで取得されるホスト名
-
Performance Managementシステム上では,各ホストが使用するIPアドレスが一意になるようにしてください。
-
(b) ポート番号の設定
Performance Managementプログラムのサービスは,デフォルトで次の表に示すポート番号が割り当てられています。これ以外のサービスまたはプログラムに対しては,サービスを起動するたびに,そのときシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。また,ファイアウォール環境で,Performance Managementを使用するときは,ポート番号を固定してください。ポート番号の固定の手順は,「5.3.1(1)(c) ポート番号を設定する」を参照してください。
サービス説明 |
サービス名 |
パラメーター |
ポート番号 |
備考 |
---|---|---|---|---|
サービス構成情報管理機能 |
Name Server |
jp1pcnsvr |
22285 |
PFM - ManagerのName Serverサービスで使用されるポート番号。Performance Managementのすべてのホストで設定される。 |
サービス状態管理機能 |
Status Server |
jp1pcstatsvr |
22350 |
PFM - ManagerおよびPFM - BaseのStatus Serverサービスで使用されるポート番号。PFM - ManagerまたはPFM - Baseがインストールされているホストで設定される。 |
監視コンソール通信機能 |
View Server |
jp1pcvsvr |
22286 |
PFM - ManagerのView Serverサービスで使用されるポート番号。PFM - Managerホストで設定される。 |
Webサービス機能 |
Web Service |
− |
20358 |
PFM - Web ConsoleのWeb Serviceサービスが使用するポート番号。監視コンソールのWebブラウザとPFM - Web Consoleホストの間の通信で使用される。 |
Webコンテナ機能 |
Web Console |
− |
20359 20360 |
PFM - Web ConsoleのWeb Consoleサービスが使用するポート番号。 |
これらのPerformance Managementが使用するポート番号で通信できるように,ネットワークを設定してください。
(5) インストールに必要なOSユーザー権限について
Performance Managementプログラムをインストールするときは,必ず,rootユーザーで実行してください。
(6) 前提プログラム
ここでは,Performance Managementをインストールする場合に必要な前提プログラムを説明します。
- 注意
-
-
アラームイベントが発生したときに,Eメールでシステム管理者に通知する場合,Eメールを送信するためのSMTPサーバが必要です。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,アラームによる稼働監視について説明している章を参照してください。
-
Performance Managementとそのほかのシステムとの連携機能を使用する場合は,前提プログラムが異なる場合があります。連携機能についての詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,統合管理製品(JP1/IM)と連携した稼働監視について説明している章,サービスレベル管理製品(JP1/SLM)と連携した監視について説明している章,およびジョブ管理製品(JP1/AJS3)と連携した監視について説明している章を参照してください。
-
(a) 監視マネージャーの前提プログラム
監視マネージャーには,PFM - Managerが必要です。また,JP1ユーザーによる統合認証を実施するためには,PFM - Managerと同一ホストにJP1/Baseが必要です。詳細については,JP1/Baseマニュアルおよびマニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,ユーザーアカウントと業務グループの管理について説明している章を参照してください。
(b) 監視コンソールサーバの前提プログラム
監視コンソールサーバには,PFM - Web Consoleが必要です。
(c) 監視エージェントの前提プログラム
監視エージェントには,PFM - AgentまたはPFM - RMと,PFM - Baseが必要です。PFM - BaseはPFM - AgentやPFM - RMの前提プログラムであるため,PFM - Base,PFM - AgentまたはPFM - RMの順にインストールしてください。
ただし,PFM - Managerと,PFM - AgentまたはPFM - RMを同一ホストにインストールする場合,PFM - Baseは不要です。この場合,PFM - AgentまたはPFM - RMの前提プログラムはPFM - Managerになるため,PFM - Manager,PFM - AgentまたはPFM - RMの順にインストールしてください。
監視対象プログラムは,PFM - AgentまたはPFM - RMごとに異なります。各PFM - AgentまたはPFM - RMの監視対象プログラムについては,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルを参照してください。
(d) 監視コンソールの前提プログラム
Performance Managementで収集した稼働監視データを確認したり,Performance Managementの設定を変更したりするためには,監視コンソールにWebブラウザが必要です。
Performance Managementの前提となるWebブラウザを次に示します。
-
Internet Explorer
-
Firefox
Webブラウザの種類によってPFM - Web Consoleを使用するための設定が異なります。詳細については,リリースノートを参照してください。
(7) クラスタシステムでのインストールとセットアップについて
クラスタシステムでのインストールとセットアップは,前提となるネットワーク環境やプログラム構成が,通常の構成のセットアップとは異なります。また,実行系ノードと待機系ノードでの作業が必要になります。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,クラスタシステムでの構築と運用について説明している章を参照してください。
(8) 注意事項
(a) 環境変数に関する注意事項
Performance Managementで使用する環境変数を,ユーザー独自に環境変数として設定しないでください。設定した場合は,Performance Managementが正しく動作しません。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のPerformance Managementで使用する環境変数について説明している章を参照してください。
(b) 同一ホストにPerformance Managementプログラムを複数インストール,セットアップするときの注意事項
Performance Managementは,同一ホストに次に示すPerformance Managementプログラムをインストールすることもできます。
-
PFM - Manager
-
PFM - Web Console
-
PFM - AgentまたはPFM - RM
- 補足
-
システムの性能や信頼性を向上させるため,PFM - Manager,PFM - Web Console,PFM - Agent,およびPFM - RMはそれぞれ別のホストで運用することをお勧めします。
同一ホストにPerformance Managementプログラムを複数インストールする場合の注意事項を次に示します。
-
PFM - Managerと,PFM - AgentまたはPFM - RMを同一ホストにインストールする場合,PFM - Baseは不要です。この場合,PFM - ManagerがPFM - AgentまたはPFM - RMの前提製品になるため,PFM - ManagerをインストールしてからPFM - AgentまたはPFM - RMをインストールしてください。
-
PFM - BaseとPFM - Managerは同一ホストにインストールできません。PFM - Baseと,PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストにPFM - Managerをインストールする場合は,すべてのPerformance Managementプログラムをアンインストール後にPFM - Manager,PFM - AgentまたはPFM - RMの順でインストールしてください。また,PFM - Managerと,PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストにPFM - Baseをインストールする場合も同様に,すべてのPerformance Managementプログラムをアンインストール後にPFM - Base,PFM - AgentまたはPFM - RMの順でインストールしてください。
-
PFM - ManagerがインストールされているホストにPFM - AgentまたはPFM - RMをインストールすると,PFM - AgentまたはPFM - RMの接続先PFM - ManagerはローカルホストのPFM - Managerになります。この場合,PFM - AgentまたはPFM - RMの接続先PFM - ManagerをリモートホストのPFM - Managerに変更できません。リモートホストのPFM - Managerに接続したい場合は,インストールするホストにPFM - Managerがインストールされていないことを確認してください。
-
PFM - Web Consoleがインストールされているホストに,Performance Managementプログラムをインストールする場合は,Webブラウザ画面をすべて閉じてからインストールを実施してください。
-
監視ホスト名設定機能を使用している場合,同一ホスト上に07-50以前のPFM - Agentをインストールすることはできません。07-50以前のPFM - Agentをインストールする場合,事前に監視ホスト名設定機能を使用しない設定に戻す必要があります。戻していない場合,07-50以前のPFM - Agentのインストールに失敗することがあります。監視ホスト名の設定については,「5.3.3 Performance Managementシステムでの監視ホスト名の設定および変更」を参照してください。
(c) バージョンアップの注意事項
古いバージョンのPerformance Managementプログラムから,バージョンアップする場合の注意事項を次に示します。
なお,07-00以降からのバージョンアップについての詳細は,「付録F 移行手順と移行時の注意事項」を参照してください。
-
PFM - Web Consoleを除くPerformance Managementのプログラムをインストールするときには,ローカルホストのPerformance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止しておいてください。PFM - Web Consoleのプログラムをインストールするときには,ローカルホストのPFM - Web Consoleのプログラムを停止しておいてください。なお,停止するサービスは物理ホスト上および論理ホスト上のすべてのサービスです。サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
-
PFM - BaseとPFM - Managerは同一ホストにインストールできません。PFM - Baseと,PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストにPFM - Managerをインストールする場合は,すべてのPerformance Managementプログラムをアンインストール後にPFM - Manager,PFM - AgentまたはPFM - RMの順でインストールしてください。また,PFM - Managerと,PFM - AgentまたはPFM - RMがインストールされているホストにPFM - Baseをインストールする場合も同様に,すべてのPerformance Managementプログラムをアンインストール後にPFM - Base,PFM - AgentまたはPFM - RMの順でインストールしてください。
-
バージョン08-00以降のPerformance Managementプログラムでは,Storeサービスの実行プログラム(jpcstoおよびstpqlpr)の配置先が変更されています。PFM - ManagerおよびPFM - Agentを08-00以降にバージョンアップする際に,旧配置先のStoreサービスの実行プログラムは削除されます。
-
バージョンアップインストール時,既存のStoreデータベースを自動的にバージョンアップするため,一時的にStoreデータベースの格納先のディスクにStoreデータベースのサイズの2倍の容量を必要とします。バージョンアップインストールを実施する前に,Storeデータベースの格納先のディスク空き容量が十分かどうか確認してください。
必要な空き容量は,現在のStoreデータベースの合計サイズを基準に考慮してください。例えば,現在のStoreデータベースの合計サイズが100GBの場合,バージョンアップインストールに必要なディスクの空き容量は200GB以上です。Storeデータベースの格納先ディスクを変更している場合は,変更後のディスク容量に対して考慮してください。
(d) PFM - Web Consoleの注意事項
-
Performance Managementのプログラムが1つもインストールされていない環境に新規インストールする場合は,インストール先ディレクトリにファイルやフォルダがないことを確認してください。
-
インストール時のステータスバーに「Installation failed」と表示されてインストールが失敗した場合,/etc/.hitachi/.hitachi.logおよび/etc/.hitachi/.install.logファイルを採取してください。なお,これらのログファイルは,次にインストールすると上書きされるため,必要に応じてバックアップを採取してください。原因を取り除いたあと,PFM - Web Consoleをアンインストールし,再度インストールしてください。
-
インストールログは,/etc/.hitachi/.hitachi.logおよび/etc/.hitachi/.install.logに出力されます。
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PFM - Web Consoleを上書きインストールした場合,/opt/jp1pcwebcon/confディレクトリ下に格納されている初期設定ファイル(config.xml)は更新されません。ただし,/etc/jp1pcwebcon/sample/confディレクトリ下に格納されているconfig.xmlは更新されます。
(e) そのほかの注意事項
-
Performance Managementのプログラムが1つもインストールされていない環境に新規インストールする場合は,インストール先ディレクトリにファイルやフォルダがないことを確認してください。
-
インストール時のステータスバーに「Installation failed」と表示されてインストールが失敗した場合,/etc/.hitachi/.hitachi.logおよび/etc/.hitachi/.install.logファイルを採取してください。なお,このログファイルは,次にインストールすると上書きされるため,必要に応じてバックアップを採取してください。
-
インストール先ディレクトリにリンクを張りPerformance Managementのプログラムをインストールした場合,全Performance Managementのプログラムをアンインストールしても,リンク先のディレクトリに一部のファイルやディレクトリが残る場合があります。削除する場合は,手動で行ってください。また,リンク先にインストールする場合,リンク先に同名のファイルやディレクトリがあるときは,Performance Managementのプログラムのインストール時に上書きされるので,注意してください。
-
/opt/jp1pc/setupディレクトリにPFM - AgentまたはPFM - RMのセットアップファイルがある場合,新規PFM - AgentまたはPFM - RMの追加セットアップが実行されます。PFM - AgentまたはPFM - RMの追加セットアップが成功した場合の実行結果は共通メッセージログにKAVE05908-Iメッセージが出力されます。確認してください。
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Performance Managementのプログラムをインストールする場合,次に示すセキュリティ関連プログラムがインストールされていないかどうか確認してください。インストールされている場合,次の説明に従って対処してください。
-
セキュリティ監視プログラム
セキュリティ監視プログラムを停止するか,または設定を変更して,Performance Managementのプログラムのインストールを妨げないようにしてください。
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ウィルス検出プログラム
ウィルス検出プログラムを停止してからPerformance Managementのプログラムをインストールしてください。
Performance Managementのプログラムのインストール中にウィルス検出プログラムが稼働している場合,インストールの速度が低下したり,インストールが最後まで実行できなかったり,または正しくインストールできなかったりすることがあります。
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プロセス監視プログラム
プロセス監視プログラムを停止するか,または設定を変更して,Performance Managementのサービスまたはプロセス,および共通コンポーネントのサービスまたはプロセスを監視しないようにしてください。
Performance Managementのプログラムのインストール中に,プロセス監視プログラムによって,これらのサービスまたはプロセスが起動されたり停止されたりすると,インストールに失敗することがあります。
-
-
バージョン08-00以降のPerformance Managementプログラムをインストールした場合,ステータス管理機能の設定状態は次のようになります。
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Performance Managementのプログラムがインストールされていないホストに08-00以降のPFM - ManagerまたはPFM - Baseを新規インストールした場合
ステータス管理機能の設定状態:有効になります。
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それ以外の場合※
ステータス管理機能の設定状態:既存のままです。
注※ 次の場合が該当します。
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06-70〜07-50のPFM - Managerを08-00以降にバージョンアップした場合
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06-70〜07-50のPFM - Agentがインストールされている環境に,08-00以降のPFM - ManagerまたはPFM - Baseを新規インストールした場合
なお,06-70〜07-10のPerformance Managementはステータス管理機能を持たないため,この場合の設定状態は「無効」になります。
ステータス管理機能の設定の変更については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
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バージョン08-11以降のPFM - Managerの場合,ヘルスチェック機能を利用できます。バージョン09-00以降のPFM - Managerをインストールした場合,ヘルスチェック機能の設定状態は次のようになります。
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Performance Managementのプログラムがインストールされていないホストに09-00以降のPFM - Managerを新規インストールした場合
ヘルスチェック機能の設定状態:有効になります。
-
それ以外の場合※
ヘルスチェック機能の設定状態:既存のままです。
注※ 次の場合が該当します。
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06-70〜08-10のPFM - Managerを08-11以降にバージョンアップした場合
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06-70〜07-50のPFM - Agentがインストールされている環境に,08-11以降のPFM - Managerを新規インストールした場合
なお,06-70〜08-10のPFM - Managerはヘルスチェック機能を持たないため,この場合の設定状態は「無効」になります。
ヘルスチェック機能の設定については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
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PFM - Managerをインストールする場合に,インストールするPFM - Managerを接続先に指定しているPFM - Web Consoleのサービスが起動しているときは,PFM - Managerのインストール後にPFM - Web Consoleを再起動してください。PFM - Web Consoleのサービスを再起動しない場合,PFM - Managerで提供されている機能が使用できなくなる場合があります。