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JP1 Version 11 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


4.1.6 監視コンソールを使用するためのWebブラウザの設定手順

PFM - Web Consoleを使用するために,次に示すWebブラウザの設定が必要です。

Webブラウザと監視コンソールサーバ間を暗号化通信する(ログイン画面がhttpsから始まるURLに接続する)場合だけ,次に示す設定が必要です。

Webブラウザごとの設定項目の例を表に示します。

〈この項の構成〉

(1) Firefox(Windows)の場合

ここでは,Firefox 3.6の設定を例として示します。

表4‒5 Firefoxの設定

メニュー

カテゴリー

設定項目

[ツール]-[オプション]

[プライバシー]-[履歴]

[Firefoxに]のタブから「記憶させる履歴を詳細設定する」を選択し,[サイトから送られてきたCookieを保存する]を選択する([サードパーティのCookieも保存する]および保存期間の選択は任意)。

[コンテンツ]

[画像を自動的に読み込む]を選択する。

[JavaScriptを有効にする]を選択する。

[コンテンツ]-[JavaScriptを有効にする]

[詳細設定]で「ウィンドウの移動または大きさの変更」を選択する。

[コンテンツ]-[フォントと配色]

デフォルト値を使用する。

[コンテンツ]-[言語]

  1. [言語設定]で一覧に設定したい言語があるかどうか確認する。

    日本語の場合:[日本語 [ja]]

    英語の場合:[English [en]]

    中国語の場合(簡体字):[中国語/中国 [zh-cn]]

  2. 設定したい言語がない場合,[追加する言語を選択...]のプルダウンから設定したい言語を選択する。

    設定したい言語がある場合は,手順4に進んでください。

  3. [追加]ボタンをクリックする。

  4. [言語]一覧で設定したい言語が最上位になるまで[上へ]ボタンをクリックする。

[セキュリティ]-[パスワード]

[サイトのパスワードを保存する]のチェックを外す。

注※

Firefox23以降では,ブラウザから設定を変更することはできません。ただし,ブラウザの初期値が表に示す設定値となっているため,設定を変更する必要はありません。

(2) Firefox(UNIX)の場合

ここでは,Firefox 3.6の設定を例として示します。

表4‒6 Firefoxの設定

メニュー

カテゴリー

設定項目

[編集]-[設定]

[プライバシー]-[履歴]

[Firefoxに]のタブから「記憶させる履歴を詳細設定する」を選択し,[サイトから送られてきたCookieを保存する]を選択する([サードパーティのCookieも保存する]および保存期間の選択は任意)。

[コンテンツ]

[画像を自動的に読み込む]を選択する。

[JavaScriptを有効にする]を選択する。

[コンテンツ]-[JavaScriptを有効にする]

[詳細設定]で「ウィンドウの移動または大きさの変更」を選択する。

[コンテンツ]-[フォントと配色]

サイズ「12」を選択する。

[コンテンツ]-[言語]

  1. [言語設定]で一覧に設定したい言語があるかどうか確認する。

    日本語の場合:[日本語 [ja]]

    英語の場合:[English [en]]

    中国語の場合(簡体字):[中国語/中国 [zh-cn]]

  2. 設定したい言語がない場合,[追加する言語を選択...]のプルダウンから設定したい言語を選択する。

    設定したい言語がある場合は,手順4に進んでください。

  3. [追加]ボタンをクリックする。

  4. [言語]一覧で設定したい言語が最上位になるまで[上へ]ボタンをクリックする。

[セキュリティ]-[パスワード]

[サイトのパスワードを保存する]のチェックを外す。

注※

[コンテンツ]-[フォントと配色]の[詳細設定]ボタンをクリックして表示する[フォント]ダイアログの対象言語に,Firefoxを起動したプロセスで有効となっているLANG環境変数に応じた言語を設定して,サイズを変更する必要があります。

(3) Internet Explorer の場合

ここでは,Internet Explorer 9.0の設定を例として示します。

表4‒7 Internet Explorerの設定

メニュー

タブ

ボタン

設定項目

[ツール]

-[インターネットオプション]

[セキュリティ]

[レベルのカスタマイズ]

[セキュリティの設定]

-[スクリプト]

-[アクティブスクリプト]

-[有効にする]

[ダウンロード]

-[ファイルのダウンロード]

-[有効にする]

[詳細設定]

  • [マルチメディア]

-[画像を表示する]

-[Webページのアニメーションを再生する*]

  • 次のうちどれか1つをチェックする。

    [セキュリティ]

    -[TLS 1.0を使用する]

    -[TLS 1.1の使用]

    -[TLS 1.2の使用]

[全般]

[閲覧の履歴]

-[設定]

[保存しているページの新しいバージョンがあるかどうかの確認]

-[自動的に確認する]

[言語]

  1. [言語]一覧に設定したい言語があるかどうか確認する。

    日本語の場合:[日本語 [ja]]または[日本語(日本) [ja-JP]]

    英語の場合:[English/Australia [en-au]]または[English [en]]

    中国語の場合(簡体字):[中国語(中国) [zh-cn]]

  2. 設定したい言語がない場合,[追加]ボタンをクリックして[言語の選択]ダイアログボックスの[言語]一覧で設定したい言語を選択する。

    設定したい言語がある場合は,手順4に進んでください。

  3. [OK]ボタンをクリックする。

  4. [言語]一覧で設定したい言語が最上位になるまで[上へ]ボタンをクリックする。

[表示]-[文字のサイズ]

[中]

(凡例)−:該当しない

注※

Webブラウザと監視コンソールサーバ間を暗号化通信する(ログイン画面がhttpsから始まるURLに接続する)場合だけ設定する必要があります。

OSによっては,[TLS 1.2の使用]がないことがあります。

(4) ブラウザ使用時の注意事項

ご使用のブラウザがFirefoxの場合,ブラウザの仕様によってキャッシュが残り,画像データの表示が不正になることがあります。これを回避するにはキャッシュを消去してください。