3.9.1 システムの設定で使用するコマンド
セットアップコマンドおよびStoreデータベースの設定で使用するコマンドの一部は,非対話形式で実行できます。非対話形式を使用すると,ユーザーの応答を求めないで,オプションの指定や定義ファイルの読み込みで代替して処理を続行できます。多数の監視対象をセットアップしたい場合などに活用できます。
- 〈この項の構成〉
(1) セットアップコマンド
セットアップコマンドには,次の種類があります。
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監視マネージャーおよび監視エージェントのセットアップで使用するコマンド
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暗号化通信の設定に使用するコマンド
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PFM - RMの監視対象の設定で使用するコマンド
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インスタンス環境の構築で使用するコマンド
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クラスタシステムの設定で使用するコマンド
(a) 監視マネージャーおよび監視エージェントのセットアップで使用するコマンド
監視マネージャーおよび監視エージェントのセットアップで使用するコマンドには,PFM - AgentまたはPFM - RMの接続先PFM - Managerを設定したり,PFM - AgentまたはPFM - RMを追加したときのセットアップをしたり,Performance Managementで使用するポート番号を設定したりするコマンドがあります。
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コマンド |
説明 |
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接続先のPFM - Managerを表示,設定,および変更するコマンド |
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新しいPFM - AgentまたはPFM - RMを追加セットアップするコマンド |
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新しいPFM - AgentまたはPFM - RMをPFM - Web Consoleに追加セットアップするコマンド |
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Performance Managementで使用するポート番号を表示および設定するコマンド |
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Performance Managementシステムでの監視ホスト名を変更,または監視ホスト名の取得方法を変更するコマンド |
(b) 暗号化通信の設定に使用するコマンド
暗号化通信の設定で使用するコマンドには,サーバ証明書を取得するための証明書発行要求(CSR)ファイルを作成したり,テスト用の自己署名証明書ファイルを作成したりするためのコマンドなどがあります。
コマンド |
説明 |
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Webブラウザと監視コンソールサーバ間での暗号化通信を無効にするコマンド |
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Webブラウザと監視コンソールサーバ間での暗号化通信の状態を表示するコマンド |
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Webブラウザと監視コンソールサーバ間での暗号化通信を有効にするコマンド |
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サーバ証明書を取得するための証明書発行要求(CSR)ファイル,秘密鍵ファイル,および秘密鍵のパスワードファイルを作成するコマンド |
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テスト用に使用する自己署名証明書ファイル,秘密鍵ファイルを作成するコマンド |
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サーバ証明書の情報を標準出力に出力するコマンド |
(c) PFM - RMの監視対象の設定で使用するコマンド
PFM - RMの監視対象の設定で使用するコマンドには,PFM - RMの監視対象を追加,削除,および表示するためのコマンドなどがあります。
コマンド |
説明 |
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PFM - RMの監視対象を追加するコマンド |
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PFM - RMの監視対象を削除するコマンド |
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PFM - RMの監視対象の一覧を表示するコマンド |
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PFM - RMの監視対象の設定を表示するコマンド |
(d) インスタンス環境の構築で使用するコマンド
インスタンス環境の構築で使用するコマンドには,インスタンス環境を作成,削除,および表示するためのコマンドなどがあります。
コマンド |
説明 |
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インスタンス環境を作成するコマンド |
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インスタンス環境を削除するコマンド |
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インスタンス環境を表示するコマンド |
(2) プロセス監視の設定で使用するコマンド
プロセス監視の設定で使用するコマンドには,アプリケーション定義を追加,削除,出力,および表示するためのコマンドがあります。
コマンド |
説明 |
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アプリケーション定義を作成・編集するコマンド |
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アプリケーション定義を削除するコマンド |
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アプリケーション定義の定義名の一覧を表示するコマンド |
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アプリケーション定義の定義内容を出力するコマンド |
(3) Storeデータベースの設定で使用するコマンド
Storeデータベースの設定で使用するコマンドには,Storeデータベースのバージョンを変更するコマンドなどがあります。
コマンド |
説明 |
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Storeデータベースのバージョンを変更するコマンド |
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Storeサービスの状態やStoreバージョンを表示するコマンド |
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Storeサービスの設定を変更および表示するコマンド |
(4) Performance Managementの機能の設定で使用するコマンド
Performance Managementの機能を設定するときに使用するコマンドには,ステータス管理機能またはヘルスチェック機能の有効/無効の設定や情報を確認するコマンドなどがあります。
コマンド |
説明 |
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ステータス管理機能の有効/無効の設定や情報を確認するコマンド |
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ヘルスチェック機能の有効/無効の設定や情報を確認するコマンド |
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プロダクト名表示機能の有効/無効の設定や情報を確認するコマンド |
(5) 他システムとの連携の設定で使用するコマンド
他システムとの連携を設定するときに使用するコマンドには,JP1/IMとの連携機能を有効または無効にするコマンドがあります。
コマンド |
説明 |
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JP1/IMとの連携機能を有効または無効にするコマンド |
(6) エージェント階層の作成および編集で使用するコマンド
エージェント階層の作成および編集で使用するコマンドには,エージェント階層の定義をファイルにエクスポートするコマンドと,エージェント階層の定義をファイルからインポートするコマンドがあります。
コマンド |
説明 |
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エージェント階層の定義をファイルにエクスポートするコマンド |
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エージェント階層の定義をファイルからインポートするコマンド |
(7) 業務グループの作成および編集で使用するコマンド
業務グループの作成および編集で使用するコマンドには,業務グループの定義情報をエクスポート・インポートするコマンドなどがあります。
コマンド |
説明 |
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業務グループ定義ファイルの内容を検証するコマンド |
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業務グループの定義情報を削除するコマンド |
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業務グループの定義情報を表示するコマンド |
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業務グループの定義情報をファイルにエクスポートするコマンド |
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業務グループの定義情報をファイルからインポートするコマンド |
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業務グループ名の一覧を表示するコマンド |
(8) IPv6環境でPerformance Managementが運用できるように設定するコマンド
IPv6環境でPerformance Managementが運用できるように設定するコマンドには,IPv6の利用設定を有効・無効にするコマンドと,IPv6利用設定を表示するコマンドがあります。
コマンド |
説明 |
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IPv6環境でのPerformance Managementの利用設定を有効にするコマンド |
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IPv6環境でのPerformance Managementの利用設定を無効にするコマンド |
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IPv6環境でのPerformance Managementの利用設定について画面に表示するコマンド |