3.6 設定情報の一覧を取得する機能
Performance Managementでは,ホスト単位の動作設定(起動情報ファイルの内容)や,サービス単位のプロパティの設定など,さまざまな設定情報をホストごとに一括してファイルに出力できます。
この機能は,次の目的に利用できます。
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環境設定時のエビデンスを残す。
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1つのホストで複数の種類の設定変更を実施する際,変更前後の設定情報を比較し,変更個所に問題がないことを確認する。
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複数のホスト間で,それぞれの設定情報を比較し,差分に問題がないかを確認する。
なお,ファイルの比較(差分の抽出)には,別途市販の差分比較ツールなどが必要です。
設定情報のファイルは,jpcparamdumpコマンドを使って出力します。対象とするホスト上でこのコマンドを実行すると,そのホスト上にインストールされているPerformance Managementのプログラムの設定情報が,テキスト形式のファイルに出力されます。
jpcparamdumpコマンドの使用方法,および出力内容の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章,および付録を参照してください。