jssmemberdelete(メンバー情報削除)
機能
JP1/Service Supportのロールに登録されているメンバー情報を削除します。
形式
jssmemberdelete -i メンバー情報入力ファイル名 [-f] [-q]
実行権限
Administrators権限
格納先フォルダ
JP1/SSパス\bin\
引数
-i メンバー情報入力ファイル名
メンバー情報入力ファイル名を255バイト以内で指定します。メンバー情報入力ファイル名が全角文字を含む場合,全角文字は2バイトに換算されます。また,ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。なお,ファイル名に「-」で始まる文字列は指定できません。メンバー情報入力ファイルの詳細については,「13. 定義ファイル」の「メンバー情報入力ファイル(任意)」を参照してください。
-f
データ内容に誤りがある場合も処理を継続する場合に指定します。-fオプションを指定すると,データ中のメンバー情報が不正な場合でも処理を継続して,次のメンバー情報を削除します。
-fオプションを省略した場合は,メンバー情報を削除する途中で一つでもメンバー情報の削除に失敗すると,処理は中断され,その時点以降のメンバー情報は削除されません。
-q
応答メッセージを表示しないで,ロールに登録されているメンバー情報の削除を続行する場合に指定します。-qオプションを指定しない場合は,処理を続行するかどうかを選択するメッセージが表示されます。
戻り値
戻り値 |
意味 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |
実行時の前提条件
-
コマンド実行時のサービスの状態については,「12. コマンド」の「コマンド実行時のサービスの状態」を参照してください。
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jssmemberdeleteコマンドは,二つ以上同時に実行できません。またjssmemberimportコマンドと同時に実行できません。
注意事項
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jssmemberdeleteコマンドの実行中に処理を中止すると,その時点以降のメンバー情報は削除されません。
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jssmemberdeleteコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キーなどでコマンドの実行を打ち切った場合,メンバー情報の削除に失敗するおそれがあります。このため,コマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キーなどで実行を打ち切らないでください。もし実行を打ち切った場合は,しばらく時間を置いてからコマンドを再実行してください。
-
入力ファイルとして0バイトのファイルを指定した場合,削除した件数が0件で正常終了します。
-
メンバー情報入力ファイルは2,000行を上限とします。ただし,コメント行は1行と数えません。2,000行以上のメンバー情報を削除する場合,メンバー情報入力ファイルを分割して実行してください。
-
ロールに登録されていないユーザーを指定した場合は,エラーメッセージまたはワーニングメッセージを出力しないで処理を続行します。また,削除メンバー数にはカウントしません。
使用例
メンバー情報入力ファイル(c:\member\member01.csv)を,応答メッセージを表示しないで削除する場合の指定例を次に示します。
jssmemberdelete -i c:\member\member01.csv -q