11.2.14 案件保存DB使用時のバックアップ
案件保存DBを年次メンテナンスした場合,メンテナンスの最後に案件管理DBと案件保存DBをバックアップしてください。
案件管理DBおよび案件保存DBのバックアップ手順を,次に示します。
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次に示す順序でサービスを停止する。
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JP1/Service Support - Task Serviceサービス
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JP1/Service Support - Web Serviceサービス
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JP1/Service Supportサービス
JP1/Service Support - DB Serverサービスは起動したままとしてください。
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スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Service Support]−[JP1_SSコマンドプロンプト]を起動する。
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jssdbbackup.batコマンドを実行する。
jssdbbackup.batコマンドを実行して,案件管理DBおよび案件保存DBをバックアップします。引数には,-oオプションおよび-maintオプションを指定してください。jssdbbackup.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。
なお,-oオプションを指定してバックアップすると,バックアップ取得時の案件管理DBおよび案件保存DBの格納先ディレクトリの情報が出力されます。この情報は,バックアップ出力先ディレクトリにdbpath.txtとして保存されます。dbpath.txtは,案件保存DBのリカバリー時に必要です。dbpath.txtには,バックアップ取得時に指定したオプション情報,バックアップ取得時の案件管理DBのデータベースサイズ,および案件保存DBの拡張先フォルダ情報(-dbpathオプションを指定したjssdbstatchk.batコマンドを実行したときに出力される情報と同様)が出力されます。
- メモ
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案件保存DBだけをバックアップする場合は,サービスを起動したままjssdbbackup.batコマンドを実行できます。バックアップ時間が長い場合は,案件管理DBのバックアップを取得してからサービスを起動し,JP1/Service Supportを運用しながら案件保存DBのバックアップを実行できます。jssdbbackup.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。