10.2.4 jsshasetupinfo.batの編集
クラスタ環境構築用のjsshasetupinfo.batコマンドの内容を編集します。ファイルの内容は,クラスタ構成となる実行系,待機系それぞれで同じにする必要があります。
jsshasetupinfo.batコマンドの格納先を次に示します。
JP1/SSパス\conf\setup\jsshasetupinfo.bat
jsshasetupinfo.batコマンドのファイル形式を次に示します。
jsshasetupinfo.batコマンドでは,次の内容を編集できます。「項目」に示す個所以外を変更すると,エラーになります。
項目 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
IMSSDBDIR |
ローカルディスク上の案件管理DBの格納先フォルダ名※1 |
JP1/SSパス\db |
IMSSSHAREDIR |
共有ディスク上の共有ファイル格納先フォルダ※1 |
− |
IMSSDBPORT |
案件管理DBサーバとの通信用のポート番号※2 |
24400 |
IMSSHTTPPORT |
WWWサーバ,およびWWWブラウザーとの通信用のポート番号※2 |
24401 |
IMSSWEBCONPORT |
WWWコンテナサーバとWWWサーバの連携用のポート番号※2 |
24402 |
IMSSWEBSHUPORT |
WWWコンテナサーバとの通信をシャットダウンするときに使用するポート番号※2 |
24403 |
IMSSWEBHTTPPORT |
システム設定用のWWWサーバとの通信用ポート番号※2 |
24404 |
IMSSLOGICALHOST |
クラスタ運用で使用する論理ホスト名 |
− |
IMSSPHYSICALHOST |
現用系の物理ホスト名 |
− |
- メモ
-
jsshasetupinfo.batコマンドでは,モデルファイル(JP1/SSパス\conf\setup\jsshasetupinfo.bat.model)を提供しています。モデルファイルはjsshasetupinfo.batコマンドの内容をリセットする場合に利用してください。jsshasetupinfo.batコマンドを削除し,モデルファイルをコピー,リネームすることでjsshasetupinfo.batコマンドとして使用できます。