admstdel(監査ログの統計情報削除)
機能
監査ログ管理データベースに格納されている監査ログの統計情報を削除します。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
形式
admstdel {△-e△削除終了日 | △-d△保持日数} [△-y]
コマンドを実行できるサーバ
-
JP1/Audit Management - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\bin
引数
-e△削除終了日
ここで指定した日付までに監査ログ管理データベースに生成された監査ログの統計情報を削除します。日付は,YYYY=年,MM=月,DD=日として次の形式で指定します。
-
YYYY-MM
指定した月の最終日の23時59分59秒までのデータを削除します。
-
YYYY-MM-DD
指定した日の23時59分59秒までのデータを削除します。
なお,次の場合はエラーとなります。
-
指定した日付が1900年01月01日〜9999年12月31日の範囲外の場合
-
指定形式に誤りがある場合
-d△保持日数
コマンド実行日を含め,何日前までの監査ログの統計情報を保持したいか0〜366の整数で指定し,それより過去のデータを削除します。保持されるデータは,コマンド実行日を含め,さかのぼって指定した日数分のデータです。0を指定するとコマンド実行日以前のデータを削除します。
-y
確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。
この引数を省略した場合,コマンドを実行すると確認メッセージが表示され,メッセージに応答するまで処理が実行されません。実行する場合はYまたはyを,実行を中断する場合はNまたはnを入力してください。
注意事項
-
コマンドの実行時間は,データベースのサイズや格納されているデータ量に依存します。
-
引数の順序は,形式で示している順序には関係なく,任意の順序で指定できます。
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドの処理が正常に終了しました。 |
1 |
コマンド引数の指定に誤りがあります。 |
2 |
コマンドの実行権限がありません。 |
3 |
同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。 |
4 |
ユーザによってコマンド実行が中断されました。 |
99 |
その他のエラーが発生しました。 |