7.8 機能ツリーのパターン表示編集
機能ツリーのパターン表示について編集できます。ユーザ作成のパターンを格納するフォルダを作成できるので,プログラム単位や観点単位など,パターンを分類して管理できます。また,不要なパターンを非表示にすることで機能ツリーの利便性が向上します。
編集は,パターン表示編集画面で実行できます。パターン表示編集画面は,機能ツリーで[パターン表示編集]のリンクをクリックすると表示されます。パターン表示編集画面を次に示します。
|
[更新]ボタンをクリックすると,編集内容を監査ログ管理画面の機能ツリーに反映して,この画面を閉じます。[閉じる]ボタンまたは[×]ボタンをクリックすると,編集内容を破棄して,この画面を閉じます。
このほか,パターン表示編集画面では,ユーザ作成のフォルダやパターンの情報をエクスポートおよびインポートできます。これらの操作によって,ほかのサーバ環境との間で情報の移行ができます。例えば,監査ログ管理サーバで使用しているフォルダやパターンの情報を,監査ログ閲覧サーバで流用するなど,環境移行時の利便性が向上します。
この節では,機能ツリーのパターン表示を編集する手順とユーザ作成のフォルダやパターンを移行する手順について説明します。パターン表示編集画面の各部の名称と使い方については「11.10 パターン表示編集画面」を参照してください。
次の表に,ツリー項目ごとに実行できる操作を示します。
項番 |
ツリー項目の種類 |
実行できる操作 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
フォルダの作成 |
名前の 変更 |
移動 |
コピー |
削除 |
||
1 |
ルート |
− |
− |
− |
− |
− |
2 |
業務メニュー※1 |
○ |
− |
− |
− |
− |
3 |
ユーザ作成の フォルダ |
○※2 |
○ |
○※2,※3 |
○※2,※3 |
○ |
4 |
ユーザ作成の パターン |
− |
○ |
○ |
○ |
○ |
5 |
テンプレート※4 |
− |
− |
− |
− |
− |
- (凡例)
-
○:操作できる
−:操作できない
- 注※1
-
業務メニューのうち「監査ログ検索」および「監査ログ集計」を示します。
- 注※2
-
フォルダは10階層まで作成できます。また,最上位の「ユーザ作成のフォルダ」配下には,ツリー項目を4,096個まで作成できます。ただし,ツリー項目を大量(2,000個が目安)に作成する場合,IISの送信バッファの最大サイズは,デフォルトより大きい値を設定しておく必要があります。設定方法については「5.5.1(3) IIS送信バッファの最大サイズの設定」を参照してください。
- 注※3
-
フォルダを選択した場合,配下のすべてのフォルダおよびパターンに対して操作が反映されます。
- 注※4
-
「テンプレートのフォルダ」,「テンプレートのプログラムフォルダ」,および「テンプレートのパターン」を示します。