6.3.5 監査ログ管理サーバのデータベースをセットアップする(クラスタ環境)
まず,実行系サーバでデータベースをセットアップし,共有ディスクを切り替えたあと,待機系サーバでデータベースをセットアップします。手順を次に示します。
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実行系サーバで[データベースマネージャ]ダイアログからデータベースをセットアップする。
ここでは,[データベースマネージャ]ダイアログでの設定のうち,監査ログ管理サーバをクラスタ環境で運用する場合に特に必要な情報について説明します。このほかの設定については「5.5.7 監査ログ管理サーバのデータベースをセットアップする」を参照し,環境に合わせて実施してください。
クラスタ環境の場合に必要な設定は次のとおりです。
[データベースの詳細設定]画面(データベースマネージャ)
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「データベース領域の格納先」
「ローカルディスク上の格納先フォルダ名」に,待機系への引き継ぎが不要な領域を格納するフォルダを指定します。ローカルディスク上のフォルダを100バイト以内で指定してください。なお,[...]ボタンをクリックすると,フォルダを参照するダイアログからフォルダ名を指定できます。
[クラスタシステム環境の設定]画面(データベースマネージャ)
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「クラスタシステム環境で使用する」
チェックします。
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「実行系/待機系」
「実行系」を選択します。
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「共有ディスク上の格納先フォルダ名」
待機系への引き継ぎが必要な領域を格納するフォルダを指定します。共有ディスク上のフォルダを100バイト以内で指定してください。なお,[...]ボタンをクリックすると,フォルダを参照するダイアログからフォルダ名を指定できます。
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実行系サーバ上でadmdbstopコマンドを実行してデータベースを停止する。
次のコマンドを実行します。
admdbstop
admdbstopコマンドの詳細については「12. コマンド」の「admdbstop(データベースの停止)」を参照してください。
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実行系サーバ上のクラスタソフトで共有ディスクを実行系から待機系に切り替える。
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待機系サーバで[データベースマネージャ]ダイアログからデータベースをセットアップする。
手順1で設定した実行系サーバと同じ内容を設定してください。ただし,次の項目については,待機系サーバ用の設定が必要です。
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[クラスタシステム環境の設定]画面の「実行系/待機系」
「待機系」を選択します。
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待機系サーバ上のクラスタソフトで共有ディスクを待機系から実行系に切り替える。