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JP1 Version 11 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


4.1 システム設計の流れ

JP1/Audit Management - Managerを使用した監査証跡管理システムを設計する流れを次の図に示します。

図4‒1 設計の流れ

[図データ]

  1. 監査ログの収集対象の検討

    どのプログラムの監査ログを収集するかを証跡管理内容に合わせて決定します。

  2. 監査ログを正規化するための検討

    JP1/Audit Management - Managerで標準サポート外となっているプログラムの監査ログを収集する場合,正規化ルールを定義する必要があります。収集する監査ログのファイル形式やフォーマットを基に,正規化ルールで定義できるかどうかを判断した上で,正規化ルールの定義方法を決定します。

  3. 運用方法の検討

    監査ログの収集タイミングやバックアップ方法など,日々の運用の方法を決定します。

  4. システム構成の検討

    手順1から手順3で決めた内容を基に,必要なサーバの種類や台数および必要なプログラムを決定します。