IMパラメーター定義ファイル(jp1co_param_V7.conf)
形式
[論理ホスト名\JP1CONSOLEMANAGER] "SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:値 "SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:値
ファイル
jp1co_param_V7.conf(IMパラメーター定義ファイル)
jp1co_param_V7.conf.model(IMパラメーター定義ファイルのモデルファイル)
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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- 物理ホストのとき
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Consoleパス\conf\
- 論理ホストのとき
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共有フォルダ\jp1cons\conf\
- UNIXの場合
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- 物理ホストのとき
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/etc/opt/jp1cons/conf/
- 論理ホストのとき
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共有ディレクトリ/jp1cons/conf/
説明
JP1/IM - Managerのプロセスの異常,また,異常終了からの自動復旧時にJP1イベントを発行するかどうかを定義するファイルです。JP1/IM - Managerのプロセス,および発行できるJP1イベントは次のようになります。
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JP1/IM - Managerのプロセス
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イベントコンソールサービス(evtcon)
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イベント基盤サービス(evflow)
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アクション実行サービス(jcamain)
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セントラルスコープサービス(jcsmain)
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相関イベント発行サービス(evgen)
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発行できるJP1イベント
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イベントIDが3F90のJP1イベント:プロセスが異常終了した場合に発行できる。
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イベントIDが3F91のJP1イベント:プロセス起動時にタイムアウトした場合に発行できる。
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イベントIDが3F92のJP1イベント:異常終了したプロセスが再起動を完了した場合に発行できる。
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プロセスの異常や異常終了からの自動復旧時にJP1イベントを発行することにより,JP1/IM - Manager自身の障害を履歴管理できるようになります。このため,この定義ファイルを使って,JP1イベントを発行する設定にすることをお勧めします。
必要な定義内容をモデルファイルとして提供しています。設定を変更する場合は,モデルファイルをコピーして,内容を編集してください。
定義の反映時期
この定義ファイルを引数にjbssetcnfコマンドを実行し,JP1/IM - Managerを再起動したあとに有効になります。
記述内容
- [論理ホスト名\JP1CONSOLEMANAGER]
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JP1/IM - Managerの環境設定のキー名称です。
論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。
- "SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:値
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値を「1」にすると,次の場合にJP1イベントを発行します。
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プロセスが異常終了した場合(イベントIDが3F90のJP1イベントが発行される)
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起動時に起動通知がなく,タイムアウトした場合(イベントIDが3F91のJP1イベントが発行される)
デフォルトは「0」でJP1イベントを発行しません。
JP1イベントの詳細については,「3.2.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。
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- "SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:値
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値を「1」にすると,次の場合にJP1イベントを発行します。
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プロセス再起動の機能により,異常終了したプロセスの再起動が完了した場合(イベントIDが3F92のJP1イベントが発行される)
デフォルトは「0」でJP1イベントを発行しません。
JP1イベントの詳細については,「3.2.2 JP1イベントの詳細」を参照してください。
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定義例
[JP1_DEFAULT\JP1CONSOLEMANAGER] "SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:0 "SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:0
ファイルの終端が最下行の先頭になるようにしてください。