jco_spmd_reload
機能
JP1/IM - Managerのプロセスの状態を更新します。JP1/IM - Managerの定義情報を変更した場合に,変更した内容を再度読み込んで有効にします。
jco_spmd_reloadコマンドの実行で有効になる定義ファイル,およびその定義情報は次のとおりです。詳細については,「2. 定義ファイル」記載の各定義ファイルの「定義の反映時期」を参照してください。
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自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)の次の情報
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ANDイベント保管期限("EVENTALIVEPERIOD")
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アクション実行標準ユーザー("ACTIONEXECUSER")
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自動アクション発行イベント("SENDABLE_EVENT")
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イベント発行元ホスト名取得方法("HOSTINEVENT")
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自動アクション通知定義ファイル(actnotice.conf)
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拡張起動プロセス定義ファイル(jp1co_service.conf)
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ヘルスチェック定義ファイル(jcohc.conf)
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イベントガイド情報ファイル(jco_guide.txt)
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ホスト情報ファイル(jcs_hosts)
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ガイド情報ファイル(jcs_guide_xxx.txt)
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相関イベント発行システムプロファイル(egs_system.conf)
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相関イベント発行環境定義ファイル
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インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)
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インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf)
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発生元ホストマッピング定義ファイル(user_hostmap.conf)
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重大度変更定義ファイル(jcochsev.conf)
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重大度変更定義表示項目定義ファイル(chsev_attr_list.conf)
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重大度変更定義自動入力定義ファイル(chsev_auto_list.conf)
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イベント条件表示項目定義ファイル(attr_list.conf)
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繰り返しイベント条件表示項目定義ファイル(event_storm_attr_list.conf)
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繰り返しイベント条件自動入力定義ファイル(event_storm_auto_list.conf)
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共通除外条件表示項目定義ファイル(common_exclude_filter_attr_list.conf)
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共通除外条件自動入力定義ファイル(common_exclude_filter_auto_list.conf)
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イベント拡張属性定義ファイル
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イベント拡張属性定義ファイル(拡張ファイル)
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表示メッセージ変更定義ファイル(jcochmsg.conf)
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表示メッセージ変更定義自動入力定義ファイル(chmsg_auto_list.conf)
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表示メッセージ変更定義表示項目定義ファイル(chmsg_attr_list.conf)
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モニター画面呼び出し定義ファイル
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IM構成反映方式設定ファイル(jp1cf_applyconfig.conf)
形式
jco_spmd_reload [-h 論理ホスト名] [-t 監視時間]
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
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Consoleパス\bin\
- UNIXの場合
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/opt/jp1cons/bin/
引数
- -h 論理ホスト名
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クラスタシステムで運用している場合に,論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255バイトです。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。クラスタシステムを使用していない場合には指定は不要です。
- -t 監視時間
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jco_spmd_reloadコマンドの実行終了を待つ時間を秒単位で指定します。指定できる値は,0〜32,767(単位:秒)です。指定した時間内にjco_spmd_reloadコマンドの実行が終わらない場合,jco_spmd_reloadコマンドの実行が失敗したと見なします。デフォルトは,60秒です。
戻り値
0 |
正常終了 |
0以外の値 |
異常終了 |