Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス


2.24.2 [イベント表示項目]ページ

表示項目やカラーリングなどのイベント表示に関する項目を設定するページです。

[イベント表示項目]ページを次に示します。

図2‒49 [イベント表示項目]ページ(10-50以降)

[図データ]

図2‒50 [イベント表示項目]ページ(10-10以前)

[図データ]

表示項目を次に示します。

[表示項目]

[イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示する項目を指定します。

イベント一覧に表示される項目は[表示項目]に,イベント一覧に表示されない項目は[表示できる項目]ボックスに入っています。表示するかどうかの設定を切り替えるには,項目を選択して,[−>]ボタンまたは[<−]ボタンをクリックします。

[表示項目]ボックス内の項目の表示順序は,イベント一覧での表示順序を表します。表示順序を変更したい場合は,項目を選択して,[上へ移動]ボタンまたは[下へ移動]ボタンをクリックして,項目名を移動させます。

この画面で表示を設定できる項目は,次のとおりです。

  • 重大度,登録時刻,登録ホスト名,ユーザー名,メッセージ,オブジェクトタイプ,イベントID,開始時刻,終了時刻,プロダクト名,オブジェクト名,登録名タイプ,登録名,到着時刻,アクション,事象種別,イベントDB内通し番号,発行元プロセスID,発行元ユーザーID,発行元グループID,発行元ユーザー名,発行元グループ名,発行元イベントDB内通し番号,種別,アクション種別,重大度(変更前)※1,重大度変更※1,メッセージ(変更後)※2,表示メッセージ変更※2,表示メッセージ変更定義名※2,メモ※3,発生元ホスト名※4,発行元IPアドレス,オブジェクトID,終了コード,関連イベントDB内通し番号,相関イベント発行条件名,監視抑止ID,繰り返しイベント条件名,監視ID,監視名,共通除外条件群ID※5,共通除外条件群名※5,共通除外条件群除外対象※5,および固有の拡張属性※6

    注※1 統合監視DBを使用する場合に,重大度変更機能を有効にしたとき設定できる項目です。

    注※2 統合監視DBを使用する場合に,表示メッセージ変更機能を有効にしたとき設定できる項目です。

    注※3 統合監視DBを使用する場合に,メモ情報の設定機能を有効にしたとき設定できる項目です。

    注※4 統合監視DBを使用する場合に,発生元ホストのマッピング機能を有効にしたとき設定できる項目です。

    注※5 統合監視DBを使用する場合に,設定できる項目です。

    注※6 イベント拡張属性定義ファイルの拡張ファイルに指定した固有の拡張属性を設定できる項目です。

次に示す項目は,WWWページ版のJP1/IM - Viewでは表示されません。

  • 発行元IPアドレス,終了コード,関連イベントDB内通し番号,相関イベント発行条件名,監視抑止ID,繰り返しイベント条件名,監視ID,監視名,固有の拡張属性,メッセージ(変更後),表示メッセージ変更,表示メッセージ変更定義名,共通除外条件群ID,共通除外条件群名,共通除外条件群除外対象

なお,[イベントコンソール]画面および[関連イベント一覧]画面では,この画面での設定にかかわらず,イベントの対処状況がイベント一覧の先頭の項目になります。

また,繰り返しイベントの監視抑止機能または繰り返しイベントの集約表示機能が有効になっている場合は,「集約状態」が「対処状況」の次に表示されます。機能を有効から無効に変更しても,再ログインするまで「集約状態」は表示されたままになります。

[表示画面]

[イベントコンソール]画面で選択中のページ,[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページで選択している表示フィルター,および表示フィルターチェックボックスの状態をJP1/IM - Viewのログアウト時に保存し,ログイン時に復元するかどうかを指定します。ログアウト時に保存し,ログイン時に復元する場合は,[画面を閉じた時の表示中のページと表示フィルターの適用状態を保存する]チェックボックスをチェックします。[画面を閉じた時の表示中のページと表示フィルターの適用状態を保存する]チェックボックスの初期値は,チェックされた状態になります。

また,次の場合このチェックボックスは非活性となります。

  • 接続しているJP1/IM - Managerのバージョンが10-10以前の場合

  • WWWページ版のJP1/IM - Viewを使用している場合

[表示列の幅]

[イベントコンソール]画面の各ページのイベント一覧に表示される項目の列幅の大きさをJP1/IM - Viewのログアウト時に保存するかどうかを指定します。

イベント一覧に表示される項目の列幅は,マウスでドラッグすることによって任意の幅に変更できます。一つのページ(例:[イベント監視]ページ)で列幅を変更すると,ほかの二つのページ(例:[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページ)の列幅も変更されます。ログアウト時にそのときの列幅の大きさを保存する場合は,[画面を閉じた時の状態を保存する]チェックボックスをチェックします。

[表示フォント]

[イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示するJP1イベントのフォントサイズをpt(ポイント)単位で指定します。指定できる値は,12〜72ptです。

[カラーリング]

[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページ,[重要イベント]ページ,および[イベント検索]ページに表示される特定のイベントに,背景色を付けるかどうかを指定します。背景色が付く対象となるイベントは,重大度が「緊急」,「警戒」,「致命的」,「エラー」および「警告」のイベントです。

[イベント監視]ページ,および[イベント検索]ページに背景色を付ける場合は,[有効]チェックボックスをチェックします。[重要イベント]ページに背景色を付ける場合は,[[重要イベント]ページを対象とする]ラジオボタンを選択します。[有効]チェックボックスの初期値は,チェックされている状態になります。また,[[重要イベント]ページを対象とする]ラジオボタンの初期値は,選択された状態になります。

また,次の場合[[重要イベント]ページを対象とする]ラジオボタンは非活性となります。

  • 接続しているJP1/IM - Managerのバージョンが10-50以降の場合で,[カラーリング]の[有効]チェックボックスのチェックが外れているとき

  • 接続しているJP1/IM - Managerのバージョンが10-10以前の場合

  • WWWページ版のJP1/IM - Viewを使用している場合

背景色については,「2.1 [イベントコンソール]画面の概要」を参照してください。

[集約表示]

繰り返しイベントの集約表示機能を使って,繰り返しイベントを集約して表示するかどうかを設定します。

[ユーザー環境設定]画面の[OK]ボタンをクリックすると,集約中のイベントは集約完了します。なお,繰り返しイベントの監視抑止機能を使用している場合は,[有効]チェックボックスが非活性となり設定できません。

[有効]

繰り返しイベントを集約する場合に,[有効]チェックボックスをチェックします。繰り返しイベントの集約表示は,[ユーザー環境設定]画面での設定が反映されたあと受信したイベントから適用されます。設定が反映される前に受信したイベントは,繰り返しイベントの集約表示の対象とはなりませんので注意してください。

デフォルトは,チェックが外れている状態です。

[タイムアウト時間]

繰り返しイベントを集約する場合のタイムアウト時間を指定します。指定できる値は1〜3,600秒の半角数字です。デフォルトは60秒です。

集約開始イベントと受信イベントの到着時刻の差がタイムアウト時間を過ぎた場合,イベントの集約が完了します。

[指定期間のイベント表示]

指定期間のイベント表示機能を使用するかどうかを設定します。

[有効]

指定期間のイベント表示をする場合に,[有効]チェックボックスをチェックします。チェックすると,[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページに[指定期間のイベント表示]チェックボックスが表示されます。

[基準時刻]

JP1イベントを表示する時刻を指定します。[時]に指定できる値は,00〜23時の半角数字です。デフォルトは09時です。[分]に指定できる値は,00〜59分の半角数字です。デフォルトは00分です。

[表示期間]

JP1イベントを表示する期間を指定します。指定できる値は,1〜31日分の半角数字です。デフォルトは1日分です。