1.6.2 キーストアの管理
JP1/IM - Managerは通信暗号化機能が有効の場合に,起動時にキーストアの削除,および作成をし,停止時にキーストアの削除をします。通信暗号化機能が無効の場合は,起動時にキーストアの削除をします。
JP1/IM - Manager用キーストアには次のファイルを格納します。
-
秘密鍵
-
サーバ証明書
-
中間CA 認証局証明書(使用する場合)
JP1/IM - Managerの起動時,または停止時にキーストアの削除ができなかった場合など,キーストアを手動で削除できます。不要なキーストアを手動で削除する場合は,次の手順に従って操作してください。
-
JP1/IM - Managerが停止していることを確認する。
-
不要なキーストアを削除する。
キーストアの格納先については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「8.4.4(3) JP1/IM - Manager用キーストア」を参照してください。
- 重要
-
秘密鍵またはJP1/IM - Manager用のキーストアを入手した場合,通信データを暗号化しても解読されるおそれがあるため,秘密鍵とJP1/IM - Manager用のキーストアは,JP1/IM - Managerの管理者が厳重に管理してください。秘密鍵またはJP1/IM - Manager用のキーストアを格納しているフォルダは,一般ユーザーは参照できないように設定してください。