4.1 JP1/IMのイベント取得時の動作設定
JP1/IM - Managerがイベントサービスに登録されたJP1イベントを取得するときのイベント取得フィルターの条件や,マネージャーのメモリー上にJP1イベントをバッファリングするバッファーサイズ,ログイン時に統合監視DBから取得するイベントの範囲などを設定します。
通常は,デフォルトの設定で運用できますが,必要に応じて設定をカスタマイズしてください。設定する項目を次に示します。
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イベント取得フィルターの設定
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JP1イベントを抽出して,マネージャー上にバッファリングするときのイベント件数の上限(イベントバッファー)
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イベントサービスと再接続するときのリトライ回数およびリトライ間隔
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jcochstatコマンドの使用許可
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ログイン時のイベント取得範囲の設定
設定は,JP1/IM - Viewの[システム環境設定]画面を使用します。なお,ここで設定した内容はマネージャーのJP1/IM - Managerに保存されます。このため,同じJP1/IM - Managerに接続しているすべてのJP1/IM - Viewで見え方が同じになります。
イベント取得時の動作を設定する手順を次に示します。
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[システム環境設定]画面を起動する。
[イベントコンソール]画面で[オプション]−[システム環境設定]を選択します。
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パラメーターを調整する。
必要に応じて,イベントバッファーの件数やイベントサービスとの接続リトライ数などのパラメーターを調整してください。
[システム環境設定]画面については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス」の「2.11 [システム環境設定]画面」を参照してください。
- 重要
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システムプロファイル(.system)にも上記の設定についての定義内容が記述されていますが,直接編集することは推奨しません。設定を誤るとJP1/IM - Managerの動作が不正になることがあります。
- 〈この節の構成〉