3.1.3 ホストから情報を収集する
ホスト情報の収集では,指定したホストからホスト情報を収集します。ホストを登録した直後,または次に示すように,ホスト自身の情報やインストールされているソフト情報が更新された場合にだけ実行してください。
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OSの入れ替え
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IPアドレスの変更
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ソフトウェアの入れ替え
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ソフトウェアのインストールやアンインストール
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ソフトウェアのバージョンアップ
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なお,ホスト情報の収集を実行すると,プロファイルリストはクリアされます。ホスト情報を収集したあとは,[プロファイル表示/編集]画面を起動した際に,最新のプロファイルリストを取得し直します。そのため,サーバで保存しているJP1/Baseの未反映のプロファイルはすべて削除されます。
IM構成管理DBからホストの情報を収集する手順を次に示します。
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[IM構成管理]画面の[ホスト一覧]タブまたは[IM構成]タブをクリックする。
[ホスト一覧]ページまたは[IM構成]ページが表示されます。
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[ホスト一覧]ページまたは[IM構成]ページのツリー表示領域からホストを選択する。
選択したホストに下位のホストがある場合,[下位ホスト情報]ボタンをクリックして表示される[下位ホスト情報]のリストからも,ホストを選択できます。この場合は,複数のホストを同時に選択できます。
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次に示すどちらかの方法でホストの情報を収集する。
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メニューバーから[操作]−[ホスト情報収集]を選択する。
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右クリックして表示されるポップアップメニューから[ホスト情報収集]を選択する。
選択したホストの情報を収集するかどうかを確認するメッセージが出力されるので,[はい]ボタンをクリックします。選択したホストの情報収集が実行されます。選択したホストでリモート監視ログファイルトラップまたはリモート監視イベントログトラップが稼働している場合にホスト情報を収集すると,確認メッセージの回答に従ってホスト情報を収集します。ホスト情報の収集時に,監視対象ホストから情報を取得できない場合,および前回までに収集されていたOS名が異なる場合は,リモート監視は停止します。
複数のホストを選択した場合は,実行結果を[実行結果]画面で確認できます。
なお,VMware ESXおよび日立サーバ論理分割機構にはJP1/Baseをインストールできないので,[ホスト情報収集]を実行するとエラーになります。また,ホスト情報にリモート通信種別が設定されているホストでは,システムの階層構成(IM構成)にホスト情報が登録されるまで,JP1/Baseからのホスト情報の収集とリモートによるホスト情報の収集の両方をします。そのため,システムの階層構成(IM構成)に登録されていないホストで,かつJP1/Baseがインストールされていないホストに対して[ホスト情報収集]を実行すると,JP1/Baseに接続できないために警告が出力されます。
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ホスト情報の収集を実行したあとのホストの状態は,[ホスト一覧]ページで確認できます。収集に失敗した場合,[ホスト一覧]ページではツリー表示領域のホストアイコンがグレー表示されます。詳細は,[ホスト一覧]ページのノード情報表示領域で[基本情報]ボタンをクリックすると参照できます。