2.9 イベントサービス機能の設定(UNIXの場合)
JP1/IMでJP1イベントにより事象を管理するために,各ホストを設定します。
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イベントサービス環境の設定をする。
通常はデフォルトの設定のまま運用できますが,例えば,次のような場合は設定をカスタマイズしてください。
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イベントDBの容量を大きくする
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JP1/SES形式のイベントをJP1/IMで管理する
また,JP1/IM - Managerは,JP1/Base(イベントサービス)からユーザー名rootでJP1イベントを取得します。同一ホスト上で動作するJP1/Base(イベントサービス)のイベントサーバ設定ファイル(conf)でusersパラメーターを指定する場合には,rootを含める設定としてください。含めなかった場合,JP1/IM - Managerが正常に起動できなくなります。
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イベント変換機能の設定をする。
ログファイルやSNMPトラップなどをJP1イベントにより管理する場合は,イベント変換機能の設定をしてください。
設定内容の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のイベントサービス環境の設定の章,およびイベント変換機能の章を参照してください。
- 重要
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JP1/IM - Managerが動作するホストのAPI設定ファイルでは,通信タイプに必ずkeep-aliveを指定してください。通信タイプにcloseを指定すると,JP1/IM - Managerがイベントを1件受信するたびに一時ポートを一つ使用するため,一時ポートの不足が発生する場合があります。