Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド


12.2.1 バージョン10のJP1/IMマネージャー製品からのバージョンアップについて

〈この項の構成〉

(1) バージョン10のセントラルコンソールからのバージョンアップについて

JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン11にバージョンアップする場合,事前に設定情報のバックアップをしてください。バックアップの方法は,過去のバージョンのマニュアルを参照してください。

統合監視DBを使用している場合,JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン11にバージョンアップしたあとに,jimdbupdateコマンドを実行してください。なお,jimdbupdateコマンドの実行前に,バックアップをしてください。

バージョンアップすると,バージョン10のJP1/IM - Managerのセントラルコンソールの定義情報が引き継がれます。ただし,次の点に注意してください。

(2) バージョン10のセントラルスコープからのバージョンアップについて

JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン11にバージョンアップする場合,事前に設定情報およびデータベースのバックアップをしてください。バックアップの方法は,過去のバージョンのマニュアルを参照してください。

バージョンアップすると,バージョン10のJP1/IM - Managerのセントラルスコープの定義情報が引き継がれます。また,セントラルスコープの有効・無効も引き継がれます。

(3) バージョン10のIM構成管理からのバージョンアップについて

JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン11にバージョンアップする場合,事前に設定情報のバックアップをしてください。バックアップの方法は,過去のバージョンのマニュアルを参照してください。

統合監視DBを使用している場合,JP1/IM - Managerをバージョン10からバージョン11にバージョンアップしたあとに,jimdbupdateコマンドを実行してください。なお,jimdbupdateコマンドの実行前に,バックアップをしてください。

バージョンアップすると,バージョン10のJP1/IM - ManagerのIM構成管理の定義情報が引き継がれます。また,IM構成管理の有効・無効も引き継がれます。