8.8.1 事象発生元ホストの性能レポートの表示
セントラルコンソールでは,選択したイベントの事象発生元ホストを対象として,事象が発生した時刻の性能を示すJP1/PFM - Web Consoleのレポート画面を直接表示(シングルサインオン)できます。
- 〈この項の構成〉
(1) 事象発生元ホストの性能レポートを表示する場合の条件
事象発生元ホストの性能レポート表示機能を使用する場合の前提条件を次に示します。
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JP1/IM - Manager,JP1/IM - View,およびJP1/PFM - Web Consoleのバージョンが11-10以降であること。
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JP1/IM - Managerと連携先のJP1/PFM - Web Consoleの認証サーバが同一であること。
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連携先のJP1/PFMの認証モードが,JP1/Baseで一元管理するJP1認証モードであること。
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JP1/IM - Viewのホストから連携先のJP1/PFM - Web Consoleにログインできること。
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JP1/IM - ManagerにログインしているJP1ユーザーが,リンク先画面の表示権限を持っていること。
なお,WWWページ版のJP1/IM - Viewでは,事象発生元ホストの性能レポート表示機能を使用できません。
- 重要
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次に示すホストやサーバのシステム時刻が合っていない場合,またはシステム時刻を変更した場合,性能レポートが正しく表示できないことがあります。
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JP1/IMのマネージャーホストおよび監視対象ホスト
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JP1/PFMの監視マネージャー,監視エージェント,監視対象ホスト,および監視コンソールサーバ
システム全体の時刻をNTPで同期して,システム時刻の変更をしないようにしてください。
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(3) 性能レポートの表示対象となるホスト
性能レポートの表示対象となるホストは,選択したイベントの次に示すイベント属性になります。対象となるイベント属性は,発生元ホストマッピング機能の設定によって異なります。
発生元ホストマッピング機能の設定※ |
イベント属性 |
---|---|
有効 |
発生元ホスト名(E.JP1_SOURCEHOST) |
無効 |
発行元イベントサーバ名(B.SOURCESERVER) |
(4) 表示される性能レポートの時刻
選択したイベントのイベント属性「登録時刻(B.TIME)」に設定された時刻の性能レポートを表示します。
なお,性能レポートに表示される時刻は,JP1/PFM - Web Consoleのタイムゾーンで表現されます。