3.3.3 相関イベント発行機能の状態遷移と稼働設定
相関イベント発行機能には,次の表に示す状態があります。
相関イベント発行機能の状態は,jcoegsstatusコマンドで確認できます。
相関イベント発行機能はJP1/IM - Managerをインストールしたあと,jcoimdef - egs ON を実行すると起動するようになります。一度,相関イベント発行機能の起動設定をすれば,次からはJP1/IM - Managerを起動するときに,相関イベント発行機能も自動で起動します。
また,相関イベント発行機能が起動したあとは,jcoegsstopコマンドで機能停止状態に,jcoegsstartコマンドで相関稼働状態に切り替えることができます。
相関イベント発行機能の状態遷移を次の図に示します。
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システムのメンテナンスなどで不要なJP1イベントが大量に発生したときは,相関イベント発行機能を機能停止状態に変更して,相関イベント発行処理を一時的に休止できます。相関イベント発行機能はこのような縮退運転にも対応できます。