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JP1 Version 11 JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド


2.5 機能を使用するための準備

JP1/IM - Managerで特定の機能を使用する場合,機能の種類によって使用前に準備をしておく必要があります。準備する方法を次に示します。

JP1/IM - Managerの特定の機能を使用するための前提機能,準備の内容,設定方法を,機能別に次の表に示します。表で示す以外の設定については,初期値を使用して動作するため,設定の必要はありません。また,各機能で設定するイベント条件などについては,各機能の詳細をご確認ください。

表2‒5 IMデータベースを使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

2.4 IMデータベースが提供する機能

  • 統合監視DB

IMデータベースのサイズや格納先などの情報を設定します。

  • 物理ホストの場合

    セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf

  • 論理ホストの場合

    クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf

次のコマンドでIMデータベースのセットアップをします。

  • jcodbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-db ON

2.4 IMデータベースが提供する機能

  • IM構成管理DB

IMデータベースのサイズや格納先などの情報を設定します。

  • 物理ホストの場合

    セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf

  • 論理ホストの場合

    クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf

次のコマンドでIMデータベースのセットアップをします。

  • jcfdbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-cf ON

(凡例)−:該当しない

表2‒6 セントラルコンソールを使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

3.1.1 セントラルコンソールによる監視

3.1.4 業務グループの参照・操作制限の仕組み

統合監視DB

IM構成管理

発生元ホストのマッピング

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-bizmonmode ON

3.2.2 イベント取得フィルター

3.2.3 ユーザーフィルター

3.2.4 重要イベントフィルター

3.2.5 表示フィルター

3.2.6 フィルターの条件定義

  • 共通除外条件(基本)

次のコマンドで拡張モードから基本モードへ切り替えます。

jcochcefmodeコマンド(オプション:-m normal

3.2.6 フィルターの条件定義

  • 共通除外条件(拡張)

JP1/Baseの正規表現を拡張正規表現に変更します。詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

次のコマンドで基本モードから拡張モードへ切り替えます。

  • jcochcefmodeコマンド(オプション:-m extended

3.3 相関イベントの発行

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-egs ON

3.4 繰り返しイベントの表示抑止

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-storm ON

3.4.10 繰り返しイベントの集約表示機能で表示抑止する場合について

次のコマンドで繰り返しイベントの監視抑止機能を無効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-storm OFF

次の画面で機能を有効にします。

  • [ユーザー環境設定]画面

3.5 大量発生イベントの監視抑止

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-storm ON

3.6 イベント検索

3.7 JP1イベントの重大度の変更

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-chsev ON

3.8 メッセージの表示形式の変更

統合監視DB

3.9 発生元ホストのマッピング

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-hostmap ON

3.10 イベントガイド機能

3.11 メモ情報の設定機能

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-memo ON

3.12 固有の属性付加

3.13 固有の拡張属性の表示およびイベント条件への指定

3.14 ユーザー独自のイベント属性の表示

3.15 JP1/IM - Viewでの表示情報のCSV出力

3.16 イベントの表示開始位置の指定

統合監視DB

3.17 ログイン時のイベント取得範囲

統合監視DB

次の画面で機能を有効にします。

  • [ユーザー環境設定]画面

3.18 指定期間のイベント表示

3.19.1 連携製品のモニター起動

3.19.2 統合機能メニュー

3.19.3 JP1/IM - Viewから管理対象ホストへのコマンド実行

3.19.4 クライアントホスト上のコマンド実行

3.19.5 コマンド実行時のイベント情報引き継ぎ

3.20 メール通知機能(Windows限定)

次の定義ファイルでメールサーバのホスト名や認証方式,認証アカウント名・パスワードなどメール送信に必要な情報を設定します。

  • メール環境定義ファイル(jimmail.conf

5. 自動アクションによるコマンド実行

(凡例)−:該当しない

表2‒7 セントラルスコープを使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

4.1 セントラルスコープの機能概要

次のコマンドで監視オブジェクトDBをセットアップします。

  • jcsdbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-s ON

4.2 監視ツリー

セントラルスコープ

4.3 監視ツリーの自動生成

セントラルスコープ

4.4 監視ツリーの編集

セントラルスコープ

4.5 ビジュアル監視

セントラルスコープ

4.7 検索(監視ノード検索,状態変更イベント検索)

セントラルスコープ

4.8 ガイド機能

セントラルスコープ

4.9 対処済み連動機能

セントラルスコープ

4.10.1 統合機能メニュー

セントラルスコープ

(凡例)−:該当しない

表2‒8 IM構成管理を使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

6. IM構成管理によるシステムの階層構成の管理

IM構成管理DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-cf ON

6.1 ホストの管理

IM構成管理

6.2 システムの階層構成の管理

IM構成管理

6.3 仮想化システム構成の管理

IM構成管理

6.4 業務グループの管理

IM構成管理

6.5 プロファイルの管理

IM構成管理

6.6 リモートの監視対象ホストの管理

IM構成管理

リモート監視をする場合は,マネージャーホストと監視対象ホストのそれぞれでOSの設定が必要です。OSの設定の詳細については,次のマニュアルを参照してください。

  • マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」の「1.17 リモートの監視対象ホストでログ監視をするための設定(Windowsの場合) 」および「2.16 リモートの監視対象ホストでログ監視をするための設定(UNIXの場合) 」

6.7 サービスの稼働情報の管理

IM構成管理

6.8 IM構成管理の管理情報のエクスポート・インポート

IM構成管理

(凡例)−:該当しない

表2‒9 JP1/IM - Managerの動作を制御するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

7.1 JP1/IM - Managerのプロセス管理

7.2 JP1/IM - Managerのヘルスチェック機能

次の定義ファイルで機能を有効にします。

  • ヘルスチェック定義ファイル(jcohc.conf

(凡例)−:該当しない

表2‒10 他製品と連携するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

8.1 JP1/Service Supportとの連携

インシデントを登録するJP1/Service SupportのWWWページのURLを定義します。

  • インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf

インシデントとして登録する任意のJP1イベントの属性または文字列を定義します。

  • インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf

8.2 JP1/Navigation Platformとの連携

セントラルコンソールのイベントガイド

8.3 JP1/IM - Rule Operationとの連携

次のコマンドで機能を有効化します。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-rule ON

JP1/IM - Rule Operationのホスト名を登録します。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-rulehost ホスト名

8.4 VMware vCenter Operations Managerとの連携

IM構成管理

8.5 OpenStackとの連携

8.6 JP1/AOのREST APIを利用した他システムとの連携

8.7 JP1/AJSとの連携

連携製品のモニター起動

統合機能メニュー

セントラルコンソールのイベントガイド

自動アクション(メール送信)

8.8 JP1/PFMとの連携

接続先のJP1/PFM - Web ConsoleのURLを定義します。

  • 性能レポート表示定義ファイル(performance.conf

連携製品のモニター起動

統合機能メニュー

BJEXまたはJP1/ASとの連携

次のコマンドで機能を有効化します。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-resevent ON

(凡例)−:該当しない

表2‒11 操作ログを出力するための準備

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

付録K 操作ログの出力

操作ログの出力の有無,出力先,サイズ,および保存面数を定義します。

  • 操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf

(凡例)−:該当しない