4.1.1 イベント発行時に自動アクション機能でコマンドを実行する
自動でコマンドを実行するには,自動アクション機能を使用します。自動アクションの定義は,[アクション詳細設定]画面で設定します。自動アクションの定義とは,自動アクションを実行する条件の内容です。自動アクションの定義は,変数を使用してイベントに含まれる情報を指定することもできます。
前提条件
次の条件を満たす必要があります。
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「2.2.1 ユーザーマッピングの設定」の手順に従ってOSのユーザーマッピングが設定されている必要があります。
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自動アクションを定義するJP1ユーザーにJP1_Console_Admin権限が与えられている必要があります。
操作手順
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[イベントコンソール]画面の[メインメニュー]−[オプション]−[自動アクション設定]を選択して,[アクション設定]画面を表示します。
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[アクション設定]画面で[追加]または[編集]をクリックして[アクション詳細設定]画面を表示します。
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自動アクションを実行するイベントを設定するために,[実行条件]の[イベントID]および[イベント条件]を指定します。
この例では,重大度が「エラー」のイベントを実行条件にするため,次のように指定します。
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イベントID:「すべて」を選択する。
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リストボックス:「重大度」を選択する。
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直接指定:「エラー」のチェックボックスをチェックする。
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「実行条件」に指定したイベントが発生した場合,どのような自動アクションを実行するかを,「実行内容」に指定します。
この例では,それぞれ次のように入力します。
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実行ユーザー名:「jp1admin」
アクションを実行するシステム管理者のJP1ユーザー名を入力する。
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実行ホスト名:「kanri」
アクションを実行する管理サーバのホスト名を入力する。
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アクション:「C:\jp1im\errornotice.bat」
管理サーバに格納してあるシステム管理者にエラーを通知するバッチファイルを入力する。
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[アクション詳細設定]画面の[OK]ボタンをクリックして,[アクション設定]画面を表示します。
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[アクション設定]画面の[適用]ボタンをクリックします。
設定内容が更新されます。
関連項目
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画面リファレンス 2.33.1 [アクション詳細設定]画面