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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


JP1/Baseパラメーター定義ファイル

〈このページの構成〉

形式

[JP1_DEFAULT\JP1BASE]

"SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT"=dword:{0 | 1}

"SEND_PROCESS_RESTART_EVENT"=dword:{0 | 1}

"SEND_AUTHSRV_EVENT"=dword:{0 | 1}

パラメーターの分類

必須パラメーター

なし

選択パラメーター
  • SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT

  • SEND_PROCESS_RESTART_EVENT

  • SEND_AUTHSRV_EVENT

ファイル名

jp1bs_param_V7.conf

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\conf\

共有フォルダ\jp1base\conf\(クラスタ運用時)

UNIXの場合

/etc/opt/jp1base/conf/

共有ディレクトリ/jp1base/conf/(クラスタ運用時)

説明

JP1/Baseでは,プロセスが異常終了した場合や,認証サーバを2台設置していて,自動で認証サーバの切り替えが発生した場合に,エラーメッセージを統合トレースログに出力しています。このメッセージをJP1イベントとして発行するため,あらかじめ設定しておくファイルです。通常は,初期設定から変更する必要はありません。

定義の反映時期

jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1/Baseパラメーター定義ファイル(jp1bs_param_V7.conf)の設定が共通定義情報に反映されます。JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品を再起動すると,設定が有効になります。jbssetcnfコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jbssetcnf」を参照してください。

記述内容

jp1bs_param_V7.conf内から下記記述を探してください。

SEND_PROCESS_TERMINATED_ABNORMALLY_EVENT

プロセスが異常終了した場合や,プロセス起動時にタイムアウトした場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。

SEND_PROCESS_RESTART_EVENT

プロセスの再起動が完了した場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。

SEND_AUTHSRV_EVENT

認証サーバの切り替えが発生した場合にJP1イベントを発行するかどうかを定義します。共通定義情報に設定していない場合は,dword:0が仮定されます。

JP1イベントを発行したい場合は,各パラメーターの値をdword:0からdword:1に変更してください。JP1イベントを発行する設定を解除したい場合は,各パラメーターの値をdword:1からdword:0に戻してください。

注意事項

論理ホスト上で設定する場合は,実行系および待機系の両方で設定します。その際,[JP1_DEFAULT\JP1BASE]JP1_DEFAULTを論理ホスト名に変更してください。