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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


ログ情報定義ファイル

〈このページの構成〉

形式

log-keep ログファイルの個数

log-size ファイルサイズ

パラメーターの分類

必須パラメーター

なし

選択パラメーター

なし

ファイル名

jevlogd.conf

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\conf\event\

UNIXの場合

/etc/opt/jp1base/conf/event/

ログ出力先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\sys\tmp\event\logtrap\jevtraplog\jevtraplog.{000|001|002|003|004}

UNIXの場合

/var/opt/jp1base/sys/tmp/event/logtrap/jevtraplog/jevtraplog.{000|001|002|003|004}

注※ これらのログファイル数は,log-keepパラメーターで変更できます。

説明

ログファイルトラップ用ログのファイル数およびファイル容量を設定しておくファイルです。ログ情報定義ファイル(jevlogd.conf)は初期設定では提供されません。ファイルが存在しない場合は,初期設定のログファイル数,およびファイル容量が設定されます。必要に応じてログ情報定義ファイル(jevlogd.conf)を作成し,設定を変更してください。

定義の反映時期

ログファイルトラップ管理サービス(デーモン)を起動すると,設定が有効になります。

記述内容

ログ情報定義ファイル(jevlogd.conf)には,次に示す規則があります。

log-keep ログファイルの個数

ログファイルトラップ用ログファイル(jevtraplog.*)の保存ファイル数を指定します。log-sizeで指定した容量を超えると切り替わり,ファイル数が最大になると,最も古いファイルを削除します。ログファイルの個数は,0〜50(個)の10進数を指定します。このパラメーターを省略した場合は,初期設定値の5(個)が仮定されます。0を指定するとログを保存しません。

log-size ファイルサイズ

ログファイルトラップ用ログファイル(jevtraplog.*)の最大容量を指定します。ファイルサイズは,65,536〜2,147,483,647(バイト)の10進数を指定します。このパラメーターを省略した場合は,初期設定値の1,000,000(バイト)が仮定されます。

ログ情報は,ログファイルトラップ管理デーモンまたはサービスの起動時およびエラーが発生した場合に出力されます。

定義例

log-keep 5
log-size 65536