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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


Jislckext

〈このページの構成〉

機能

ロックテーブルのエントリー数を拡張,または縮小します。なお,Jislckextコマンド実行前や実行後にロックテーブルの状態を表示する手順は,次のようになります。

Windowsの場合

  1. Jislckextコマンドの-tオプションを使用して現在のロックエントリー数を取得する。

    コマンドは次のように指定して実行してください。

    Jislckext -t
  2. エントリー数を変更する。

    コマンドは次のように指定して実行してください。

    Jislckext エントリー数
  3. Jislckextコマンドの-tオプションを使用してロックエントリー数が変更されたことを確認する。

    コマンドは次のように指定して実行してください。

    Jislckext -t

UNIXの場合

  1. ipcsコマンドで共有メモリーのセグメントサイズを調べる。

    コマンドは次のように指定して実行してください。

    ipcs -ma | grep 0x88
  2. エントリー数を求める。

    次に示す計算式でエントリー数が求まります。

    (ipcsコマンド実行結果 - 36972) / 104
  3. エントリー数を変更する。

    コマンドは次のように指定して実行してください。

    Jislckext エントリー数
  4. ipcsコマンドで共有メモリーのセグメントサイズが変更されたことを確認します。

    ipcs -ma | grep 0x88

形式

Jislckext エントリー数

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1base/bin/

引数

エントリー数

指定したエントリー数で,ロックテーブルを再作成します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

1

異常終了