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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


jbssetupsrv(Windows限定)

〈このページの構成〉

機能

認証サーバ(プライマリー認証サーバおよびセカンダリー認証サーバ)を登録または削除するコマンドです。認証サーバを自ホストから他ホスト,またはその逆に設定を変更する場合には,認証サーバの起動設定の変更を行います。

形式

jbssetupsrv [-h 論理ホスト名]
            {プライマリー認証サーバ [セカンダリー認証サーバ] | 
             -d [認証サーバ]}
            [-f]

実行権限

Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

格納先ディレクトリ

インストール先フォルダ\bin\

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,認証サーバを登録したい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。指定できる文字数は,1〜196(バイト)です。

プライマリー認証サーバ

通常時に利用する認証サーバ(プライマリー認証サーバ)を指定します。

セカンダリー認証サーバ

予備として稼働する認証サーバ(セカンダリー認証サーバ)を指定します。一つのユーザー認証圏内に認証サーバを2台設置する場合に指定してください。このオプションを省略した場合は,ユーザー認証圏内で稼働する認証サーバは1台だけとなります。

-d 認証サーバ名

認証サーバの登録を削除する場合に指定します。-dオプションだけを指定したときは,認証サーバをすべて削除します。

-f

認証サーバの起動設定を変更するために,JP1/Baseを強制的に再起動させるオプションです。JP1/Baseの起動中に,認証サーバを自ホストから他ホスト,またはその逆に変更する場合に指定します。

注意事項

セカンダリー認証サーバの登録時に,プライマリー認証サーバだけを削除した場合は,セカンダリー認証サーバがプライマリー認証サーバになります。

戻り値

0

正常終了

1

異常終了