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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


jbsacllint

〈このページの構成〉

機能

JP1ユーザーの操作権限に関する定義情報を整理して,標準出力で出力します。定義情報とは,アクセス権限レベルファイル(JP1_AccessLevel)およびユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)を表します。

形式

jbsacllint [-h 論理ホスト名]

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1base/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,このコマンドを実行させたい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。

注意事項

定義情報を表示させたい認証サーバ上でこのコマンドを実行してください。

戻り値

0

正常終了

2

引数誤り

4

メモリーなどシステムリソースが不足した

128

内部処理で矛盾を生じた(C++の例外)

255

そのほかのエラー