Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


jbs_spmd(UNIX限定)

〈このページの構成〉

機能

イベントサービス以外のJP1/Baseのプロセスを起動します。イベントサービス以外で障害が発生した場合,イベントサービスを終了する必要はありません。jbs_spmd_stopコマンドを使って,イベントサービス以外のJP1/Baseのプロセスを終了し,このコマンドで再起動します。イベントサービス以外のJP1/Baseプロセスの終了については,jbs_spmd_stopコマンドを参照してください。

形式

jbs_spmd [-h 論理ホスト名]
         [-HA]

実行権限

スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限

格納先ディレクトリ

/opt/jp1base/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,起動する論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255(バイト)です。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。

-HA

クラスタシステムで,プロセス管理の対象プロセスが一つでも異常終了した場合に,プロセス管理を終了させたいときに指定します。

注意事項

戻り値

0

正常終了

0以外の値

異常終了