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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


10.1.2 大量発生イベントの転送抑止の検討

大量発生イベントの転送を未然に防ぐために,大量発生イベントを検知するためのしきい値を設定して,イベント転送を自動的に抑止することを検討してください。イベント転送を自動的に抑止するには,大量発生イベントを検知するためのしきい値に相当する,イベント転送抑止条件について検討が必要です。

イベント転送抑止条件は,転送設定ファイル(forward)に設定します。

イベント転送抑止条件には,単位時間(しきい値を判定する期間),しきい値(単位時間当たりのJP1イベントの件数),確認回数(大量発生イベントの発生と収束を判定する単位時間の回数)などを設定します。

イベント転送抑止条件の詳細については,「16. 定義ファイル」の「転送設定ファイル」を参照してください。