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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


5.7.2 論理ホストの削除(UNIXの場合)

UNIXで論理ホストを削除する場合は,コマンドを使って削除する方法があります。論理ホストの削除は実行系と待機系でそれぞれ実行する必要があります。次のコマンドを実行してください。

jbsunsetcnf -i -h 論理ホスト名

jbsunsetcnfコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jbsunsetcnf」を参照してください。

これによって,JP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品(JP1/IM,JP1/AJS,およびJP1/Power Monitor)の論理ホスト情報が削除されます。ただし,共有ディスク上の共有ファイル,共有ディレクトリは削除されません。手作業で削除してください。

注意事項

論理ホスト名と物理ホスト名(hostnameコマンドの実行結果)を同じ名称にしてJP1を運用していた場合,次の設定を行ってください。

  • イベントサービス環境の設定を変更する。

    イベントサーバインデックスファイル(index)に初期設定されている「server * default」の行を有効にしてください。

  • jevlogical_setup.confの定義を元に戻す。

    1. 次の内容の定義ファイルを作成する。

    ファイル名は任意です。

    [JP1_DEFAULT\JP1BASE\]

    "JEVSERVICE_LOGICAL"=dword:00000000

    2. 次のコマンドを実行し,作成した定義ファイルの内容を共通定義情報に反映する。

    /opt/jp1base/bin/jbssetcnf 定義ファイル名