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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


4.2.3 ヘルスチェックの設定を変更する

監視対象ホストの追加や監視間隔を変更する場合の手順を次に示します。

  1. ヘルスチェック定義ファイル(jbshc.conf)を編集する。

    ヘルスチェック定義ファイルの詳細については,「16. 定義ファイル」の「ヘルスチェック定義ファイル」を参照してください。

  2. ヘルスチェック定義ファイル(jbshc.conf)の設定内容を有効にする。

    JP1/Baseを再起動,またはjbs_spmd_reloadコマンドを実行します。jbs_spmd_reloadコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jbs_spmd_reload」を参照してください。

    設定内容は,リロード後,次の監視タイミングが来た時に有効になります。

    リロード時に,ヘルスチェック定義ファイル(jbshc.conf)に誤りがありエラーとなった場合は,その設定行は無効とし,リロード前の設定で動作します。

リロード時の注意事項

他ホストの監視中にエラーを検知している状態でリロードした場合,監視対象ホストの監視状態はリセットされます。このため,次回監視時に監視対象ホストが回復していないときには,再度エラーメッセージやJP1イベントが発行されます。また,すでに回復しているときには,回復メッセージやJP1イベントは発行されません。