4.14.2 Internet Explorerの注意事項
ここでは、Windows 8.1上のInternet Explorer 11で説明しています。Windowsのバージョンによって、若干異なることがありますが、適宜読み替えてください。
Internet Explorer 11のリセット
Internet Explorer 11の設定情報をリセットするには、次の手順で行います。
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インターネットオプションを開きます。
Internet Explorer 11のツールバーから、[ツール]を選択し、[インターネット オプション]を選択します。
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[詳細設定]タブの[リセット]をクリックします。
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[リセット]をクリックします。
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[セキュリティ]タブを確認し、[すべてのゾーンを既定のレベルにリセットする]ボタンが無効になっていることを確認します。
無効になっていなければ、[すべてのゾーンを既定のレベルにリセットする]ボタンをクリックしてリセットしてください。
設定の適用にはInternet Explorerの再起動が必要です。Internet Explorerが起動している場合は、すべて終了してからHSIC-EMを利用してください。
ローカルイントラネットのセキュリティ設定
操作対象のWebページがローカルイントラネットに存在する場合、画面キャプチャーが正しく取得されないときがあります。
原因として、対象のWebページのゾーンが正しく判定されていないことが考えられるため、次の設定を行ってください。
- メモ
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基本的にはローカルイントラネット下のWebページはInternet Explorerのデフォルト設定のままで記録・再生が可能です。
特に問題なく画面キャプチャーができる場合には、ローカルイントラネットのセキュリティ設計を変更する必要はありません。
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インターネットオプションから[セキュリティ]タブを選択し、[ローカルイントラネット]ゾーンを選択、[サイト]をクリックします。
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[詳細設定]をクリックします。
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対象のWebサイトのアドレスを入力し、[追加]をクリックします。
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[閉じる]をクリックします。
設定の適用にはInternet Explorerの再起動が必要です。Internet Explorerが起動している場合は、すべて終了してからHSIC-EMを利用してください。
表示拡大レベルの設定
表示拡大レベルは「100%」に設定して、キャプチャー画像を取得してください。表示拡大レベルを「100%」以外に設定した場合、キャプチャー画像を正しく取得できません。
以下の方法で設定してください。
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Internet Explorerのツールバーから、[表示]を選択します。
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メニューから[拡大]-[100%]を選択します。
保護モードの解除
Windows 7以降のInternet Explorerでは、通常のアプリケーションよりさらに低い権限で動作させ、コンピューターを保護する「保護モード」という機能がデフォルトで有効になっています。
保護モードが有効になっていますと、Internet Explorerの自動キャプチャーやスクロールが正常に動作しません。次の手順で解除を行ってください。
- 重要
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保護モードが有効なまま、HSIC-EMを利用すると、HSIC-EMだけではなく、Internet Explorerが異常終了する原因となります。必ず、保護モードは無効に設定してください。
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インターネットオプションから、[セキュリティ]タブ、[インターネット]ゾーンを選択し、[保護モードを有効にする]のチェックを外します。
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[ローカルイントラネット]ゾーンを選択し、[保護モードを有効にする]のチェックが外れていることを確認します。デフォルトは無効です。チェックが付いていれば外してください。
- 重要
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設定の適用にはInternet Explorerの再起動が必要です。
Internet Explorerが起動している場合は、すべて終了してからHSIC-EMを利用してください。