4.11 ファイル収集の情報の設定
ファイル収集のホストやルールを設定します。
環境設定ボタンをクリックします。
[ファイル収集設定]タブを選択します。
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[収集ホスト]で、収集したいテスト結果が格納されているホストの情報を設定します。
- 収集ホストIDの設定
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[追加]、[編集]または[削除]ボタンで、収集ホストIDを設定します。
また、[エクスポート]または[インポート]ボタンで、収集ホストの情報をXMLファイルで出力または入力できます。
- 収集ホストの情報設定
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収集ホストのホスト名、ID、パスワードを設定します。
入力情報を保存する場合は、収集ホストID(任意ID)を入力後、[保存]ボタンをクリックしてください。
- その他の設定
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収集ホストからの応答待ち時間を設定する場合は、[接続タイムアウト]で時間を設定します。
パッシブモードで収集ホストに接続する場合は、[PASVモードを使う]をチェックします。チェックしない場合は、アクティブモードで収集ホストに接続します。
SSL認証を使用する場合は、[SSL接続を使用する]をチェックします。
収集ホストへの接続の成否を確認したい場合は、[接続テスト]ボタンをクリックします。
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[ファイル収集ルール]で、テスト結果として確認するファイルを収集するためのルールを設定します。
APサーバでエビデンスファイルを出力している場合、[ファイル収集ルール一覧]の[追加]または[編集]ボタンをクリックして、エビデンスファイルまたは格納フォルダをファイル収集ルールに指定してください。
ファイル収集ルール名を入力し、収集ホストID、フォルダパス、ファイル名を設定してください。
ファイル収集を設定後、ファイル収集ルールの内容を保存してファイル収集ルールの編集を終了します。
- フォルダパスおよびファイル名の設定
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[フォルダパス]は、接続先のFTPサーバの仕様に合わせて指定してください。設定例を次に示します。
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Internet Information Servicesの場合
コンテンツディレクトリからの相対パス
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vsftpdの場合
ホームディレクトリからの相対パス
[ファイル名]を省略した場合は、フォルダ全体が取得対象になります。名称中に”<TESTID>”を指定した場合、ファイル収集時にテストIDに変換してファイル収集します。
フォルダパスおよびファイル名に正規表現を使用する場合は、[正規表現]をチェックします。
[フォルダパス]および[ファイル名]にASCII文字以外が含まれる場合、ファイル収集はできません。
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- 収集元ファイルの削除の設定
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ファイル収集実行後、収集元ファイルを削除する場合、[収集後削除]をチェックします。
- 差分出力機能の設定
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差分出力機能を使用して、ファイル収集時に、テスト実施前とテスト実施後の差分の形式でファイルを取得する場合は、[差分出力]をチェックします。
なお、収集するファイルの種類によって、差分出力機能の使用可否が異なります。
収集するファイルの種類
差分出力機能の使用可否
テキストファイル
改行コードがLFの場合
差分出力機能を使用できます。
改行コードがCR+LFの場合
改行コードがCRの場合
差分出力機能を使用できません。[差分出力]をチェックしないでください。[差分出力]をチェックした場合、収集されるファイルの内容は保証できません。
バイナリファイル
また、差分出力機能で取得するファイルには、差分個所の前の行を含めることができます。取得するファイルに含めたい最大の行数(0~99)を[差分前行]に設定してください。0を指定した場合は、差分個所だけが出力されます(差分個所の前の行は出力されません)。