1.2.5 アプリケーション固有情報の出力
次のどちらかの方法によって、テスト対象のアプリケーションを改造しなくても、アプリケーション固有の情報をエビデンスとして出力できます。
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HSIC-ECDが提供するサンプルプラグインを使用する
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HSIC-ECDが提供するインタフェースで独自に作成したプラグインを使用する
この機能を使用できるのはJavaで作成したアプリケーションです。JSPで作成したアプリケーションでは使用できません。
HSIC-ECDのプロパティファイルに、エビデンスファイルを取得したいクラス、メソッド、およびプラグインで参照したい変数を記述します。HSIC-ECDは、プロパティファイルに記載されたメソッドの開始時と終了時にフックしてプラグインを呼び出します。プラグインでは、HSIC-ECDが提供するインタフェースを使用してHSIC-ECDエビデンスファイルに情報を出力できます。
また、サンプルとして、プロパティファイルに指定したメソッドの引数および変数を、toString()メソッドで文字列に変換して出力するプラグインを提供します。
- 制限事項
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プラグインから、テスト対象アプリケーションのメソッドを呼び出さないでください。