5.2.2 HTTPリクエスト一覧ウィンドウ
HTTPリクエスト一覧を表示するウィンドウです。
Visioの図形描画領域上に業務オブジェクトとして可視化するために操作するメインウィンドウです。
システム分析支援ビューア起動時に表示します。
本ウィンドウが表示されていない場合は、メインメニューウィンドウの[HTTPリクエスト一覧表示]ボタンを押下するか、コンテキストメニューの[HTTPリクエスト一覧表示]を選択することで表示されます。
【HTTPリクエスト一覧ウィンドウ】
なお、HSIC-APを使用している場合は各ウインドウのタイトルに「システム分析支援(HSIC-AP)-HTTPリクエスト一覧」等、「HSIC-AP」が表示されます。
表示項目 |
内容 |
HSIC-AP使用有無による表示 |
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未使用 |
使用 |
||
開始日時 |
HTTPリクエストを受け付けた日時(単位:マイクロ秒) |
○ |
○ |
実行時間 |
HTTPリクエストを受け付けてからHTTPレスポンス送信までにかかった時間 (単位:マイクロ秒) HTTPリクエストが実行中の場合は、開始日時から閾値超え、またはSQLエラーを検出した日時までの経過時間を実行時間として表示します(*1)。 システム分析支援がHTTPリクエストの応答を受信できなかった場合は、開始日時からシステム分析支援が応答を受信できないことを検出した日時(*2)までの経過時間を実行時間として表示します。 *1:HTTPリクエストが実行中の状態でシステム分析支援アキュムレータが終了した場合は、開始日時から閾値超え、またはSQLエラーを検出した日時までの経過時間のままとなる *2:応答を受信できないことを検出する契機とそれぞれの検出日時は以下となる。
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○ |
○ |
ルートアプリケーション情報 |
HTTPリクエストを受け付けてからHTTPレスポンス送信まで一連の処理に引き継がれるキー情報 |
○ |
○ |
リクエストURI |
HTTPリクエストURI 最大259文字を%エンコーディングして表示します。 (マルチバイトコードや、特殊文字を%C3%BCのように%と2桁の16進数で表示) |
○ |
○ |
クライアント |
HTTPリクエスト元のIPアドレス |
○ |
○ |
SQLエラー |
同一ルートアプリケーション情報を持つSQLがエラーとなった回数の合計値 回数が2147483647以上の場合は、2147483647を表示します。 |
○ |
○ |
閾値超過 |
閾値に設定されている実行時間を超過したかどうか Y:閾値超過している N:閾値超過していない |
○ |
○ |
閾値 |
閾値に設定されている実行時間(単位秒) |
○ |
○ |
- 凡例
-
○:表示する
時系列表示ボタン操作例
「時系列表示」ボタンの押下によりSQLエラー/閾値超えHTTPリクエスト一覧で選択された業務と、同一時間帯に動いていた業務を時系列順に並べてVisioの図形描画領域に最大50件表示します。
表示した項目は、太字表示から細字表示へ切り替わります。
時系列表示は、SQLエラー発生業務、閾値超え業務、および同一時間帯に動いていた業務で実行していたCosminexus業務、HiRDB業務が、いつ頃実行されていたかを視覚的に把握しやすくするために、時系列順に並べて表示したものです。
SQLエラー発生業務、閾値超え業務、同一時間帯に実行されていた業務を時系列順に並べて表示します。
[更新]ボタン、または[SQLエラー/閾値超えHTTPリクエスト一覧表示範囲切り替え]ボタン押下時に実行中だった業務に関して、[時系列表示]ボタン押下時に業務実態情報が更新されていた場合、SQLエラー/閾値超えHTTPリクエスト一覧に表示されている内容と異なる情報がVisioの図形描画領域に表示される場合があります。
例えば、HTTPリクエスト一覧にはHTTPリクエストの実行時間5秒と表示されたが、時系列表示すると図形描画領域には10秒と表示されるなどHTTPリクエスト一覧に表示している情報より新しい情報を図形描画領域に表示されることがあります。
SQLエラー/閾値超えHTTPリクエスト一覧に表示されている内容とVisioの図形描画領域に表示された内容に差異がある場合は、[更新]ボタン、または[SQLエラー/閾値超えHTTPリクエスト一覧表示範囲切り替え]ボタンを押下して業務実態情報を読み込み直すことで差異を解消することができます。
なお、visioがプレゼンテーションモードになっている場合に時系列表示ボタンは押下しないでください。押下するとメッセージボックスにKFSE63609-Eが出力されVisioの図形描画領域は更新されません。