2.4 システム検証支援基盤をインストールする(Windowsの場合)
システム検証支援基盤は、テスト用のマシンにインストールしてください。システムテスト検証支援基盤のインストールには、インストール用のCD-ROMを使用します。
前提条件
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Administrators権限でログインしている
操作手順
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インストール用のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
[日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されます。
[日立総合インストーラ]ダイアログボックスが自動起動されない場合は、CD-ROMドライブ:/HCD_INST.EXEを実行してください。
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インストーラーの指示に従ってインストールを進めます。
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[ユーザ情報]を指定します。
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[ユーザ名]
最大50文字の文字列を指定してください。
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[会社名]
最大512文字の文字列を指定してください。
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[インストール先のフォルダ]でインストール先ディレクトリーを確認し、必要に応じてインストール先ディレクトリーを変更します。
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デフォルトでは、OSインストールドライブ:/Hitachi/HSIC/が設定されます。
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インストール先ディレクトリーを変更したい場合は、[変更]ボタンをクリックして任意のディレクトリーを選択してください。
選択した任意のディレクトリーに/Hitachi/HSIC/ディレクトリーが作成されて、そのディレクトリーにシステム検証支援基盤がインストールされます。
選択したディレクトリーが「~/Hitachi/」の場合は、ディレクトリー直下に/HSIC/ディレクトリーが作成されて、そのディレクトリーにシステム検証支援基盤がインストールされます。
選択したディレクトリーが「~/Hitachi/HSIC/」の場合は、そのディレクトリーにシステム検証支援基盤がインストールされます。
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ここで指定したインストール先ディレクトリーは、Windowsのシステム環境変数HSIC_ROOTに設定されます。
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絶対パスで100バイト以内の文字列を指定してください。
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UNC表記はできません。
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ネットワークドライブは指定できません。
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インストール先ディレクトリーのパス中には、「#」およびマルチバイト文字を指定できません。
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先頭が小文字の「u」で始まるディレクトリーは指定できません。
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[プログラムをインストールする準備ができました]に表示された内容に問題がなければ、[インストール]ボタンをクリックします。
インストールの実行中に[キャンセル]ボタンをクリックしてインストールを中断した場合、システム検証支援基盤の実行環境が正常に作成されないおそれがあります。インストールを中断した場合は、再度、手順1.から実行してください。
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インストール処理が完了したら、マシンを再起動します。
システム検証支援基盤のインストールが完了します。
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次のどれかの条件に該当する場合は、インストール先ディレクトリーにアクセス権を追加するために、OSのicaclsコマンドを実行します。
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Administrator以外のユーザーがシステム検証支援基盤を使用する。
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OSのユーザーアカウント制御(UAC)機能が動作するパス(例:C:/Program Files、C:/Program Files (x86)、C:/ProgramData、C:/Windows)にシステム検証支援基盤をインストールした。
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OSのユーザーアカウント制御(UAC)機能の「管理者承認モードですべての管理者を実行する」が有効になっている。
ユーザーアカウント制御(UAC)機能の設定の確認方法については、OSのマニュアルを参照してください。
インストール先ディレクトリーにアクセス権が追加されて、Administrator以外のユーザーもシステム検証支援基盤を使用できるようになります。
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