10.8.4 [ファイルシミュレーション]画面
テスト対象のプログラムの中断点で,テストデータを設定する画面です。
次の条件をすべて満たすファイルが1つ以上ある場合に,[ファイル]タブが表示されます。
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[スタブ設定ページ]の「入出力するファイル名」欄のチェックボックスがオンになっている。
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テスト対象プログラム内(入れ子を含む)にファイル記述項がある。
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EXTERNAL指定がない場合は,テスト対象プログラム内(入れ子を含む)に対象ファイルのOPEN文がある。
- [ファイル名]
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ファイルシミュレーションの対象とするファイル名を選択します。
- [オープンモード]
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ファイルシミュレーションの対象とするオープンモードを選択します。
ファイル名で指定したファイルのオープンモードが表示されます。次に示すオープンモードのうち,実際にテスト対象プログラム内で使用しているモードが候補として表示されます。
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INPUT
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OUTPUT
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I-O
-
EXTEND
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- [入出力文]
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ファイルシミュレーションの対象とするオープンモードを選択します。
オープンモードに応じた入出力文が候補として表示されます。オープンモードと表示する入出力文の関係を次に示します。
項番
オープンモード
表示する値
1
INPUT
READ
2
OUTPUT
WRITE
3
I-O
READ
4
WRITE
5
REWRITE
6
EXTEND
WRITE
- [レコード領域]
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ファイルシミュレーションの対象とするレコード領域を選択します。
ファイルに対して,ファイル記述項で定義されているレコード領域名が表示されます。
- [入出力文のn個目のテストデータ]
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設定しているテストデータが,該当する入出力文が何回目に実行されたときに使用するかを選択します。コンボボックスに登録される番号は1から最大100です。
データの個数が100個未満の場合は,コンボボックスの候補の最後に[追加]が表示されます。[追加]を選択すると,最後に追加されます。
- [削除]ボタン
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表示中のテストデータセットを削除します。
- [終了条件]
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ファイルシミュレーションの終了条件を選択します。
ここで設定した終了条件は,テストデータをすべて使用したあとで判定されます。例えば,READ文用のテストデータが3つあった場合,4回目のREAD文の実行で判定されます。
入出力文と終了条件の関係を次に示します。
入出力文
終了条件
READ
AT END指定の文を実行
INVALID KEY指定の文を実行
入出力エラーを発生させる
なし
WRITE
AT END-OF-PAGE指定の文を実行
INVALID KEY指定の文を実行
入出力エラーを発生させる
なし
REWRITE
INVALID KEY指定の文を実行
入出力エラーを発生させる
なし